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2004.07.18

握手と拍手のコラム

日経夕刊の1面の「あすへの話題」は好きなコラムの一つ。

2004/7/14付の「握手と拍手」(小倉和夫・国際交流基金理事長)で、先日亡く
なった鬼才・久馬師が予め拍手をしないように呼びかけていた挿話を紹介し
ながら、拍手とは何なのかを問いかけている。

「拍手は観客と演者を断絶する。何故なら、拍手した途端、今まで一つの世界
の中にともに没入していた演者と観客は、見る人と見られる人という別の世界
に分かれるからだ。」

ネット上で拍手いや~んの会を立ち上げた身でもあり、我が意を得たりという
気持ち。一つの世界を共有しようとするときに、それを妨げることは失礼なこ
と。上演中のおしゃべりや携帯電話の着信音などと、無遠慮な拍手は同質の妨
害行為なんです。

もっとも、笑いの要素が強い狂言の場合は、拍手もありかな。笑いと言うのが、
笑う側と笑われる側のバランス感覚が大きく作用しているから。先々代万蔵の
芸談で(だったか?)、「客席の心を幕の内まで連れて来てはいけない」とい
うのを読んだ記憶があるなぁ。

☆ ★ ☆

明日への話題は、ネットでは読めないんですよね。著作権の関係で。新聞雑誌
のコラムでいいものがあっても、ネットに乗らないのが多いんですよね。
残念なんだよなぁ。

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Comments

当たりはずれはあるけれど、この欄私も好きです。他の人も読めるといいのにと思うことよくあります。著作権問題って難しい。

Posted by: ナージャ | 2004.07.20 at 16:43

多くの人に読んでもらうほうがいいと思うんですけどね。
文筆で生計している方なら兎も角、そうでない人のコラムは
ネットでも公開できる契約にして欲しいなぁ。

Posted by: | 2004.07.21 at 23:42

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