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2004.07.21

巨木が倒れると、そこから新しい芽が出る

先週末の青山BCの閉店のニュースには驚いた。
池袋東口の新栄堂も知らない間に閉鎖されているようだし、リブロも日販の支
援を仰いでいる?らしいと言うこともにも、時代の流れというか、それに対す
る無力感みたいなものを感じる。


支援活動の動
きがあるようですね。(ウラゲツ☆ブログより)
ほか、エロ本編集者の憂鬱と希望の2004-07-21の記事では署名運動の発起の内容も。

☆ ★ ☆

出版不況の分析(コーヒーテーブルブックの時代でないとか、アマゾンに駆逐
されたとか。万引きが遠因とか。本を買わなくなったからとか。)も、肯きな
がらあちこち見て回る。

本とコンピュータの編集長・仲俣暁生の陸這記BBSでとある方が、

'80ニューアカ棚=知&お上品の商品化
'90ニューサブ棚=痴&お下品の商品化
そしていまや売るべき差異がなくなった感じだなあ。

ディスプレイとかウィンドウの時代(フロー&プッシュ)が終わって、いまはデータベースの時代(サーチ&アクセス)なんだと

フロー&プッシュから、サーチ&アクセスか。

フロー&プッシュを体験しているからこそ、DBを使いこなせるのだと思うの
だけれど、どうなのか。

情報に対して、俯瞰できると言うべきか。

いろんな商品で、原型(TVで言えば、白黒のチャンネル式。パソコンで言えば、
電子ブロックやテープ式のPC、アップル2など)を知っているから、サーチ&
アクセスの便利さを受け入れられる。

ネットもパソコン通信時代を知っているから、2ちゃんみたいなノイズばかり
の情報でも選別できるんだよなとも思う。

ideaSync.comが言う、リアル書店の考察も、情報の俯瞰という面で同義か。

(リアル店舗では)自分自身の目的を探すことができるのだ。つまり『自分は何を探しているか』を探すために店舗はある。Webを利用したロジカルな検索ではなく、自分の中にある重要なノイズ(のようなもの)とのマッチングを極めて高速に行うためにこそ店舗はある。

☆ ★ ☆

老舗の倒産や廃業の知らせを聞くと、役目が終わったと、時代の流れを受け入
れるしかないという思いのほうが強い。ノスタルジーで現代は生きられないから。

何かのインタビューで、兜町の風雲児・松井証券の松井道夫が

「巨木が倒れると、そこから新しい芽が出る」

と語っていた。この場合は、山一のことを指していて、山一証券出身者を受け
入れた松井の実体験の裏づけがあるのだろう。

証券だけでなく、パルコ文化を担った人たちが、今あちこちで活躍していると
伝えられているが、それも同じか。

☆ ★ ☆
(追記)

屋久杉や原生林では、「倒木更新」と言うそうですね。

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青山ブックセンターを再建させようという、動きがあるという。 出来れば、そうあって [Read More]

Tracked on 2004.07.23 23:22

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