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2004.09.05

幻獣展

昨日は天保の玉ちゃんを拝みに「幻獣展」(川崎市民ミュージアム)へ。
この業界の知人が「このような展示は他では出来ない」という面白企画と紹介
していたのに、行けたのが会期切れ前日になってしまった。

展示物は展示物で面白いんだけど、それより学芸員によるフロアレクチャーが
値打ちもの。荒俣似の学芸員の展示品の説明文に記載されないエピソードが噴出。
学術的にどうのというより、各時代の世俗風俗が垣間見られると言う点が面白い
んでしょうね。

展示の後半に、明治~昭和初期のメディアに取り上げられた幻獣の紹介。朝日や
毎日(東京日日)の記事は微笑ましい。昭和後期に放映していた川口浩探検隊や
矢追純一と同じ乗り。メディアにはこういう一面があるということを頭の隅に置
いとく必要があります。

☆ ★ ☆

今世紀に入ってからの東スポの河童の記事と並んで、大阪毎日のツチノコ記事を
見てクラクラ。予備知識がない未来の人々が、これらの記事を見て「21世紀の
初頭でも、河童やツチノコがいると大真面目に考えられていた」と誤解されるん
ですよね。

能でも業平を題材にした話が多々ありますが、これも伊勢物語の業平ではなくて、
当時のカストリ雑誌的な書物に載っているようなネタが組み込まれているとか。
いろんな背景があるんですよね。

☆ ★ ☆

幻獣、妖怪の類は卒論に使ったテーマ。スラブと日本じゃ違うけどね。幻獣トーク
の講演者の小松和彦の本も大学時代に読み込んだ。当時はこの手のテーマの文献
で新しい発行物は、小松和彦の本以外となると、ムーのようなとんでも科学本ば
かりだったな。

☆ ★ ☆

返り際に来館2万人の方が花束と記念品を貰ってました。1時間遅れて見に行っ
ていたら、写真とインタビューさせられるところだった。あぶないあぶない。

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