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2005.03.14

痛恨の昭和

図書館で借りてきた警視庁カメラマンだった石川光陽さんの写真集を三冊纏めて読む。


グラフィック・レポート 痛恨の昭和

グラフィック・レポート 東京大空襲の全記録

昭和の東京―あのころの街と風俗

広島・長崎の原爆記念館でみた黒焦げの写真を初めて見たときの衝撃を思い出す。
文中に泥人形のようなとの比喩があったが、焼きすぎて墨になってしまった丸干しのようだ。

☆ ★ ☆

石川さんが警視総監に呼ばれて終戦の日まで空襲カメラマンとなったのは、戦争末期の昭和19年11月という。関東大震災誌の写真が地震後3、4日たってからのものばかりで切実感がない。文章はよくまとまっているのに勿体無い。これから帝都の空襲被爆が激しくなって、空襲時の防災や避難災害状況の記録を残さねばならないという警察の使命感。
写真にも日記にも言葉がでない。
3月10日の東京大空襲以後、警察は住民に消火よりも避難を呼び掛けて、憲兵から国賊と非難されたとか。

廃墟と化した東京の写真を見ると、バグダッドのそれと同じだ。同じ。

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