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2005.07.03

あの日の日記

HDRに撮り貯めていたNHK・BS2の「あの日 昭和20年の記憶」の2週間分を退治。一部リアルタイムで見てはいるが、気持ちの余裕のある休日に見ないとなぁ。戦闘モード直前の朝の7時前に見る番組ではない。少なくとも6時前だよな。

おしんは昔、小学校の給食の時間に見せた学校もあるそうだが、この番組も子供に見せておきたい内容。出演して当時を語る方々は、昭和20年はみんな児童や生徒。今の子供にも共感してもらえると思う。しかも10分未満で短いのもいい。子供の集中力が途切れない頃合だ。なぜ戦争が起こったのか、戦争はどういうものなのかを知るきっかけにきっとなる。そこから先は本人に任せるのだが。

☆ ★ ☆

番組最初の当時の新聞の見出しを紹介を見ると、凄い国だったんだと思う。現在の隣国でも似たような報道をしているが、日本も同じことを60年前にやっていたわけだ。笑えん。

番組の最後に当時記されていた日記の紹介もいい。山田風太郎は忍法帳しか知らなかったんで、彼の日記は是非読まなくてはと思う。近衛文麿に仕えていた細川護貞の日記で、大阪陸軍の偉いさんが、食糧不足に対応すべく幼老病人は殺せと宣ったのを暴論といっていたようだ。軍部以外はそういう真っ当な意見もしっかり持っていたんだな。

☆ ★ ☆

それにしても番組に登場する70前後の方々の思い出の殆どが食べ物。戦後60年で当時責任のあった方々の多くが鬼籍の人となり、本当はどうだったのかを知るすべが少なくなくなっているのが悲しい。

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