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2006.09.18

酌謡

今日は稽古。立ちも一通り流してもらう。本番まであと2か月ちょっとだが、稽古をつけてもらえるのも、多分あと3回くらいか。仕事が山場を迎えそうなので、ピンチなのだが。。。。集中力で何とかしないとな。

立ち稽古になって、替の型にしたり、小舞や酌謡を番組の組み合わせの都合で変えたりする。台詞稽古は何だった?ということもないことは無いが、後から替えてもらう方が面白い型や謡が多い。

で、今日は、偽唖が「景清」を舞った後の酌謡。台本では「ざざんざ」となっているのだが、いきなり「浮かめ浮かめ水の花げに面白き 川瀬かなげに面白き川瀬かな」を謡うように指示される。詞章も音でしか分からずに節を記憶。ううううう。

きっと謡曲のどれかの一節だと思って、さっき調べてみると、「桜川」の小謡のようだった。

「常よりも春べになれば桜川 春べになれば桜川 波の花こそ 間なく寄すらめと詠みたれば 花の雪も貫之も 古き名のみ残る世の さくら川 瀬瀬の白波しげければ 霞を流す 信太の浮島の 浮かめ浮かめ水の花げに面白き 川瀬かなげに面白き川瀬かな」(桜川)

手元に謡曲集など詞章を確認するすべが無いが、和泉流の狂言小謡の「桜川」は別の一節(多分キリ)なんだろう。

同じサイトに小謡が30曲紹介されていて(どうやらCDの案内のらしい)、同じく偽唖が、偽ゐざりが舞う「兎」の小舞の後に謡う酌謡「兎も波を走るか 面白の島の景色や」が載っていた。これは「竹生島」から。

「緑樹影沈んで 魚樹にのぼる気色あり 月海上に浮んでは 兎も波を走るか 面白の島の景色や」(竹生島)

☆ ★ ☆

去年「棒縛」の太郎冠者を稽古したが、その時に謡う小謡「兵者」。「つはものゝまじはり 頼みある中の酒宴かな」。これは、「羅生門」の小謡だったようだ。

「伴ひ語らふ諸人に 御酒をすすめて盃を とりどりなれや梓弓 やたけ心のひとつなる つはものゝまじはり 頼みある中の酒宴かな」(羅生門)

狂言だけしか見ていないし、稽古をしていないので、能の知識が劣っててちょっと恥ずかしいんだよなぁ。昔は、狂言で出てくる能が元の小謡は、何の曲かは見ている方は直ぐに分かったんだろう。知らなくても楽しめるが、知っていたほうがもっと楽しめるのは確か。クンフー映画の金庸とか、パロディものは、何でもそうなんだよね。


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Comments

こんばんは!がんばってらっしゃいますね。
楽しそうだな、楽しみだな(^^)
小謡の詞章を出していただいたので、熟読し(笑)拝見させていただこうと思います。

あーお稽古もしたい、、、(←長期稽古無しになろうとしているーー;)
自主練、もうそろそろできるかな(事故に遭って右側が全部座礁…ではなくて挫傷してしまったんです)。
声も出して、忘れないようにしないと!

Posted by: なみぴ | 2006.09.22 at 03:50

なみぴさん、ども。

昨日も稽古だったんですが。。。。学生の頃と比べてしまうと、覚えが悪すぎてげんなり中です。
声が大きいので、間違えると目立つ。。。。

事故で負傷したんですか!書き込みが出来ると言うことは、大事無かったんですよね。

Posted by: | 2006.09.24 at 20:11

おひさしぶりですー。
ご心配をおかけしてしまいました。

事故はですね、、、足の弱いお年寄りが使う
電動カートに追突されて(私は自転車にまたがってたんで)負けまして、、、
あれって頑丈にできてるんですよねー(--;

でももう普通に動けますよ。
通院はもうちょっと続きます。やれやれ。

それではまた(^^)。

Posted by: なみぴ | 2006.10.23 at 22:36

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