江戸紙切桃川忠さん
昨日も丸こげ中なので仕事に出かけたけど、夕方は今年最後の竜楽さんの独演会へ。寝不足で噺の間に寝ないように気を張っていたんだが、二つ目の上楽さんの時に陥落。昨日は珍しくお客が少なくて目立っちゃうんだよなぁ。。。
今朝(12/10)の日経本紙で取り上げていたように、落語会があちこちでよく催されているみたいで、昨日の竜楽独演会は、前座がいない!初手から竜楽さんが登場。めくりから座布団替えも全部一人。前座の頃の面白い話はなかなかよかった。
でも、昨日の収穫は、江戸紙切の桃川忠さん。最初のリクエストは、狸。どんな狸が出来るやらと思ったら、証誠寺の狸ばやし!いいなぁ。リクエストが遠慮気味だったんで、僕がいつも似ているといわれる「西郷さん」をお願いしてみた。上野の西郷さんなら、場違いなお願いでもないし。
遠目では分からないけど、手にとって見るとなかなか細かい。会場がしんとして静まり返るのも一興。切りながらのお話もすごいけど、やっぱり切り絵の出来がいい。単語だけで、物語をつくるのがすごい。この西郷さんも、出来上がりの前に「もうすこしダイエットさせましょう」とか言ってチョキチョキ。いいなぁ。
西郷さんを大事に持ち帰って、額に入れて飾ってます。
おひねりを渡し損ねたのが失敗だったけど。
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