見物左衛門
4/18(水)@宝生能楽堂の野村狂言座へ。
先生を拝むのは万酔会以来。頼まれ馬券で電話では話をしていたが、それもフェブラリーS以降なかったなぁ。これは、僕がカチカチ山で、ちゃんと前日のお勉強をしてなくて、つれない応答をしたからかもしれない。。。。すみません。先生!
病み上がりで心配だったけど、いい味を出してました。見物左衛門は深草祭も花見も生憎見たことがなく、今回が初見。相撲の行は、どっかで類曲を見たような気もするが、何だったんだろう。万作さんが演ると、しつこくなりそうだが。
花折も、恥ずかしながら初見。おそらく90年代のござる乃座やホール公演で、万作一門は結構掛けていた曲だと記憶している。違ったかな。
こっちは、淡朗君が大きくなっていて感慨深い。親が無くとも子は育つと石田さんに言われながら、花園の横のSで夜更かししていた新生児が、こんなに大きくなるなんて。舞台を見るのは梅ノ木以来。顔付きも声も親そっくりだな。
浮かめ浮かめの桜川から始まって、道明寺や花の袖、よしの葉など桜にまつわる小謡・小舞がメドレー。最後の謡いは何だったんだろう。
ああいった謡の曲を見て帰ると、帰り道についつい謡を口ずさんでしまう。でも、半年くらい謡本を見てないと、詞が落ちる。昔はこんなことがなかったのにな。暮れの三人片輪で謡った景清キリも、源氏の兵のあとが、ふっつりと抜けてたなぁ。。。。。
☆ ★ ☆
「今参」 大名 高野和憲
太郎冠者 石田幸雄
坂東方の者 深田博治
「見物左衛門」深草祭 見物左衛門 野村万之介
「花折」 新発意 野村万作
住持 野村万之介
立衆 野村萬斎 深田博治 月崎晴夫 竹山悠樹 破石晋照 石田淡朗
今参りは途中から拝見。坂東方の者、キレが物足りない。残念。
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