そうだったのか!間狂言
又三郎家の野口君のノブログを久々に覗いて見たら「間狂言ってむずかしいんです」の項で、
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「ずっと前にも間語りについて、大鼓のせんせいに「立派だった」と言われたことがあって、そのときはほめられたのかと思ってましたが、いま考えるとそうじゃなかったんだろうと思います。間狂言らしいところに納まってなかったんでしょう。」
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とあった。
こどもニュースの池上彰じゃないが、「そうだったのか!間狂言」、と言うか「立派の意味」。20年前に、学生能で田村のアイを勤めた事があるのだが、その時シテの先生方に「立派だったよ」と声を掛けてもらったこともあって、僕も錯覚していたのかも。「邯鄲」とは違うし、素人と玄人で言葉の意味も全然違うかもしれないが。
言葉って難しい。褒めているのか、苦言を呈しているのか、同じ言葉でも全然違う。まぁ、涙でも嬉し泣き、悔し泣きと正反対なものもあるから、言葉だけではないのだが。
世の中、「直ぐに分かること」だけじゃないと思っておくにこしたことはない。
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