PTBとNTGか!
山崎元の「王様の耳はロバの耳!」はよく覗くのだが、2007/8/9のポジティブ・シンキング・バカ(PTB)とネガティブ・シンキング・グズ(NTG)は、肯ける。
「自分自身がやりたくないこと」に対してややNTG的になることがあるので、意識してそうならないように気を付けているつもりだが、油断は出来ない。
今の仕事はわずかなチャンスでもモノにしないといけない。NTGではやっていけないビジネスなんだよなぁ。考え方はいつも無意識にあることが瞬時に出るから、意識して建設的な思考(と実行力)にならないとね。
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狂言の型でもそう。(建設的に考えるという意味で)
型には先人が考えに考え抜いた演出の極意が入っていて、単なる思い付きで出来ているものではない。自分勝手に動いていいことはない。型を教える先生先輩が、「こうやるんだ」というだけの場合が多いが、始めは理論を置いといて真似るのが一番。どうしてこの型になるのかは、自分で考えると自ずから見えてくる。
茶道の武者小路千家の若宗匠(正式な名称は分かりません。失礼があればすみません)の教え方がうまいという話を聞いたことがある。彼は素人に教える時に、「これこれこうだからこうだ」と概要を伝えながら教えていたそうだ。
だが、彼自身はこの教え方は間違っているのではと悩んだそうだ。
理論とか概要は、自分で気付かないといけないのではないかということなのだろう。
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狂言で腕を張ったり、足を掛けたりするする理由は何だろうか、と後輩に問うようにしているが、きっと最初に型を考案した先人は、それなりの理論・理由があって、この型を考案したはずなんだ。それを知っていてやるのと、そうでないのと大分違うはずだよね。きっと。
(で、呑んだ時に、先生にこっそり疑問をぶつけるのが面白いのだよな~。勿論、ストレートに回答をもらったことはないが。そんなことより、馬券が当たるよう「しっかりとお勉強するように!」と言われるのだわ。。。。)
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