万蔵著作集届く
ヤフオクで落とした「野村万蔵著作集」(1982・五月書房)が届く。18年ぶりの対面。嬉しい。結構良品。20年前も馬場の古書市で買ったのだが、その時は1500円だった。今は8000円。う~む。あとでゆっくり読み直そう。
某所で、復刻ドットコムで1999年の萬斎の写真集をリクエストしたが、集まりが悪く(1000以下)で復刻できないかもと嘆いているコメントを見つける。
萬斎本でもダメか。
そんな写真集より、「野村万蔵著作集」の方が復刻する価値があると思うんだけどなぁ。この本は図書館にも置いてないんだよ。おかしい。ここで愚痴ってもあれだが。
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「男の妥協も女の妥協も表面上は同じに見えたりするが、女というのは本質的に、許せない物は絶対に許さない生き物なんじゃないかと思う。」(男と女の妥協@あんたジャージでどこ行くの)という文を見つける。
最近読んでいた本に母親に抗っていた娘が年老いた母親を赦すことに触れていたのを思いだす。許す。赦す。多分、肉親には赦すことが出来るんだと思う。田中真紀子とか、定年離婚とかあるが、根は同じかもなぁ。
<追記> あとは、子供も妥協できないかな。
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同じく最近気になった言葉が、「思い始める」。自分で使ったことがない言葉なんだよな。「思う」+「始める」という組み合わせは、最近の言葉じゃないのかな。僕の感覚で言うと、「思う」=自律神経みたいなもので、勝手に感情が想起されるというもの。そうではなく自分の意志で思うことは「考える」の方がしっくりくる。
最近の小説とかで「思い始める」を見るとドキッとするが、女性の登場人物には使われても、男性の登場人物では使われないような気もする。
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