コックピット・ボイス・レコーダー
御巣鷹事故から22年経つのか。今でも覚えているが、あの事故を知ったの日は大学のクラブの合宿で広島・松山から夜行で戻ってきた日の朝だった。
知人には直接の犠牲者はいなかったが、父親の上役だった人が乗っていて、事故後連日現場に泊り込んでいた。遺体は耳しか見つからなかったそうだ。
社会人になって会社の先輩とこの事故のことを話す機会があったが、やはり何人かが巻き込まれていたとか。東阪で仕事をしている人にとっては、誰が巻き込まれてもおかしくない事故だ。
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飛行機事故を扱った芝居「CVR」(チャーリー・ビクター・ロミオ)」<(燐光群+グッドフェローズ)@ザ・スズナリ>を2002/8/9に見たっけ。これは凄かった。
見た当時のメモを見ると「6つの航空機事故のボイスレコーダーを元に、コックピット内でトラブルに対処するクルーたちを描く舞台。一時間半、息詰めて見てて疲れました。特に御巣鷹のJAL123便のシーンでは、17年前のあの日を鮮明に思い出させました。舞台だから、余計な説明がないから、再現ドラマとは違って、個人個人にイメージを呼び起こす何かがあったと思います。演劇にはいろんな可能性があるんですよねぇ。」
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その後再演は1度。別の演出でも見てみたい気がする。
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