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2007.10.23

未来は遠い

夕べ見たETV特集「21世紀を夢見た日々~日本SFの50年~」。小中高はSFや天文、科学に惹かれた身にとっては、妙に懐かしい。

キューブリックの「2001年宇宙の旅」やルーカスの「スターウォーズ」が公開され、アニメではNHKの「未来少年コナン」やCXの「宇宙戦艦ヤマト」が流れた。そんな時代が10歳の頃。科学って凄いことになるんだと信じていたし、新しい発見が面白かった。学研の学習誌にしても、うちじゃ「学習」と「科学」の両方は購読できないんで、付録や読み物の面白い「科学」しか取らなかった。「科学」の方が、何か新しいものに触れられそうだったからね。

あれから30年。全然夢の未来はやって来ない。小学生の時に舐めるように読んだ小学館の「交通図鑑」。未来の乗り物では、チューブの高速道路や、リニア式の乗用車のイラストがふんだんに描かれていたが、JR東海のリニア新幹線の実現はまだ先の先。

コンピュータや携帯電話など、一部の分野はSFで描かれるようなところまで行き着いているが、なかなかどうして未来は遠いのだ。

☆ ★ ☆

読書嫌いの子供だった僕が最初に本の面白さにのめり込んだのはSFからだ。角川文庫の眉村卓から始まって、筒井康隆、小松左京、新潮文庫の星新一のショートショートと濫読。そのうちに、吉川英治、司馬遼太郎などの歴史物へと流れていく。

夕べの放映で眉村卓の学園物のSFや筒井康隆の「時をかける少女」が中学生向けの読み物だったとは初めて知った。だから、のめりこみやすかったのか。上の世代のリアル読者は凄く羨ましい。

☆ ★ ☆

今までで読んだ日本のSFで、一番と思う作品は何かと言われたら、小松左京の「果てしなき流れの果て」をあげる。ウィキで調べると、FMぐんまではラジオドラマにもなっているとか。どこかで音が聞けないかな。

ついでにアマゾンでどんなレビューがあるか、気になったので見てみると、ホーガンの「星を継ぐもの」に匹敵するとあるじゃないか。恥ずかしながら、ホーガンの「星を継ぐもの」は読んでないので、今度読んでみることにするか。

☆ ★ ☆

SF映画ではリドリー・スコット監督、主演ハリソン・フォードの「ブレードランナー」が一番と思うな。
ヴァンゲリスの音楽もいいし(彼のは、カール・セーガンの「コスモス」シリーズも良かった)。
来月、ファイナルカット版が新宿で見られるみたいなんで、行くぞ。

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