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2007.11.27

早過ぎる

2つ下の後輩の悲報を受ける。ここにも先日の成田亨の怪獣と美術展について、コメントを残してくれてたり、また毎年万酔会にも顔を出してくれりしていた同じ部室の喜多会の後輩。先日、万酔会の案内を出したが、今年の正月に同期二人の結婚祝いで会ったのが最後となってしまった。
(アクセスログを見ると、21日まで毎日のようにここを覗いてくれていたわ。。。。。)

早い。早過ぎる。朝、お別れに向かいます。

☆ ★ ☆ (「続き」以下に追記あり:2007/11/27 10:24)
☆ ★ ☆ (さらに追記:2007/11/28 20:30)※備忘録のため

朝、亡骸が羽田へ行く前に、お別れに行く。彼(まご)のサイトからこちらへリンクで飛んで来る方々の為に、早めに追記する。

17日(土)に呑んだというジャワによると、呑んだその日は元気だったとか。彼が昨日九州のまごのお父さんに電話で伺ったところによると、22日までは生活していた形跡があったそうだ。25日(日)の日中に家主が、ガス水道の修繕で呼び鈴を押した時は大きな鼾が聞こえたとか。連休明け会社の方が、出勤しない彼を不審に思い、家に立ち寄った時には、もう既に遅かった。25日夕刻が推定死亡時刻らしい。

九州からご両親に代わり弟さんが上京。「不器用な兄だったが、優しく、またこの土地で皆さんにこんなに可愛がられていたんだ」と涙を堪えて気丈に挨拶をされていた。もし、うちの弟だったら、こんな挨拶は出来たかどうかとあたまを過った。

その場で仲間に聞くと、学生の頃から身体が良かったとか。知らなかった。

☆ ★ ☆

彼とは学生時代は2年間被ったが、社会人になってからも、大阪時代の数年被っている。15、6年前だったか、偶然、梅田三番街シネマでばったり会った。ニュープリントの黒澤明監督「七人の侍」だったのだが、場内が明るくなった時に何でここにと、お互い偶然の再会に驚いたものだった。その後、何度か大阪で飲んだり、また偶然に別の映画館で会ったりした。返す返すも、この正月に会った時にゆっくり話せなかったのが悔やまれる。

安らかに。向こうでも楽しい酒を蘊蓄を披露しながら呑んでくれ。合掌。


☆ ★ ☆(2007/11/28 更に追記)

今、改めて彼のサイトを見ると、万酔会には毎年は来なかったんだ。着物姿の彼が毎年見所に居た気がしたんだが。昨年の三人片輪を見てくれた時のことが書いてあって、もしサイトがなくなってしまったらと思い、2006/12/3の項をここに引用する。

~~~~~~引用ここから~~~~~~

2006/12/3
「早明戦と万酔会と亘」
今日はMさんから案内をいただいた万酔会がある
これは万之介先生のお弟子さんの会で今回で9回目になる
Mさんは同じ部室でよくかわいがっていただいた狂言研の先輩

毎年ご案内はいただくんだけど忘年会が入ったりとなかなか日取りがあわない
今日は何もないしMさんの出番は16:00過ぎなんででかけることにする

その前に今日は早明戦
これもずっとみれなかったんだけど時間があったんで出かける前に観戦することにする

(中略)

終わったところで着物に着替えて銕仙会に向かう
この能楽堂にくるのはもう何年ぶりだろうか?
到着したらちょうどMさんの出番の前
見所に入ろうとしたらドアの所までぎっちりと人が立っていて入れない

番組が入れ替わるときに人がでてきたんですかさず入り込んだ
脇正面のところがぽっかりとあいていたんでそこに潜り込む

今日のMさんの番組は「三人片輪」
僕自身みるのははじめての狂言

有徳人がからだの不自由な者をやとうという高札を見た
ばくち打ち三人が座頭、下半身の不自由なもの、口のきけないものになりすまして
有徳人のところに潜り込む

見進めていくうちに後味の悪い笑いが広がる
なるほどこれはちょっとやばい番組だ

お互いを見知っていた三人は有徳人がでかけたあと
本性を現し酒蔵をあけて謡えや舞えやの酒宴をはじめる

むしろここからがこの番組の眼目である芸尽くしがはじまる
「桜川」や「竹生島」などを謡い
「風車」「兎」きわめつけは「景清」の錣引きの舞が繰り広げられる

Tさんの舞う「景清」は地も含めてすごかった

舞はこの3つで決まりがあるかどうかMさんに聞いてみたら
謡はちょっと代わることがあるけど大体定型みたい
「景清」「鉢木」「屋島」となっている小書きもあるそうだ
これは見るからに重そうだし地のほうが大変だろう

最後は帰ってきた有徳人にみつかってしまい
それぞれがまた違う不自由を装って一人一人幕に追い込まれる

この番組を見て「狂言」という芸の「能」に対する
アンビバレントな思いを感じ取るのは考え違いというものだろうか

偽の片輪者になりすまして能の謡や仕舞を酒宴にあわせて軽々とやることに
なにかしら怨念のようなものを感じてしまったんだけどやっぱり見当違いかなあ

ともかくこれのお稽古は大変だっただろう
僕なら「景清」の謡のお稽古だけで音を上げてしまいそう

終わった後人の流れが一段落したところで見所をでた
入口にでていらっしゃったTさんにまずは御挨拶

Tさんは同じく狂言研の一つ上の先輩
学祭でTさんがやった「船弁慶」の間は忘れがたい印象がある

Mさんの同期のYさんは今日は貰聟をやった
時間があわず拝見できなかったのは残念

同じく同期で喜多会の先輩であるWさんもおみえになっていた
違う大学の僕の同期と結婚なさった
奥さんとはおめにかかれずこちらも残念

Mさんはなかなかでていらっしゃらないので楽屋までおしかけた
そうそう銕仙会の楽屋ってこうだったよなあ

ようやっとMさんに御挨拶
今日の舞台を言祝いだ
また来年楽しみにしておりますー

Tさんが学生時代のノリそのままで
「まごも打上来るんだよな?」と声を掛けてくださった
いくら図々しい僕とはいえ流石に部外者の身でおしかけることはできない

能楽堂をあとにすると薄暮の表参道が幻想的
おなかがすいたし久しぶりの亘にでかけることにする

(後略)

~~~~~~引用ここまで~~~~~~

<註>Mさん、Tさん、Yさん、Wさんはいずれも89~90卒の仲間。昨年の第9回万酔会は盛況で、立錐の余地もなかったほど。曲の変わり目で入場するしかなかった模様。最後の、「また来年楽しみにしておりますー」があと2週間後だったんだよなぁ。

ちなみに彼の喜章会での舞囃子は2002年11月23日に行ったきりだった。


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