活字競馬
10年も前は週末は朝から競馬場、週初めは週刊競馬ブックで検討開始、スポーツ紙の競馬面でも情報をフォロー、昼は得意先や職場で競馬談義に花を咲かせ、夜はニフティや一口馬主の仲間と情報交換と、のめりにのめり込んだ生活だった。何しろ、投資額も馬券だけで年間年収前後の額をぶち込んでたと思うし、淀の競馬場の側のマンションを買おうかと真剣に悩んでたもんな。
そんな一時期と比べ競馬熱も大分醒め、競馬場へは年に1回程度。契約しているGCもあんまり見ないし、一口馬主クラブも会費は払えども、出資馬も今はなし。
馬券は何とか毎週メインは買うか買わんかぐらいだけど、競馬新聞はG1でさえ買ってない。去年は有馬の時だけ。FAX新聞はレース単位で買ってるか。JRA-VANのデータで十分なんだよな。
アベコーや井崎の「ホースニュース馬」も休刊の報を聞いて、そんなファンが僕の他にも多いんだろうなと思ってしまった。雑誌不況と競馬凋落のふたつの波にもまれてしまったんだろうか。
「活字競馬に挑んだ二人の男」(江面 弘也・著) を前に読んだが、競馬の文化性は活字競馬あってこそ。寺山修司然り、山口瞳然り。電子データの記号だけじゃ、伝わらない味があるんだが。。。
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先週、先々週と先生の頼まれ馬券の電話に出られず、不義理をしてしまった。日曜はG1だから、掛かって来るだろう。出られるかな。。。
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