右から左
5/31は高野さんの門下の素人会「和のこ乃会」へ。初番の柿山伏の途中から最後までお邪魔。過去に自分の稽古した「柿山伏」「清水」「棒縛」を見て、ちゃんと台詞が出てくるかと思いきや。。。あれ。学生の時に稽古したものは、すっと出てくるけど、30過ぎてからのはダメだ。聞いてから、ああそうそうと肯いてしまう始末。棒縛りの最後の謡は何とか覚えているけど、棒の型は思い出せるかなぁ。
こうなってみると、学生の時に四六時中稽古してたことは、凄いことだったなと思う。若い時でないと、繰り返し骨の髄まで身に着けるということは出来ない気がする。しかし、歳いってからでないと、狂言のような古典は味が染み出してこないのだな。若い時のそれは成果が遠い先でないと実感できないから、よっぽどの信念というか誠実さ、愚直さがないと辛いんだよね。
☆ ★ ☆
仙台に単身赴任中の万酔会の先輩と帰り道が一緒になり、当地の稲門会の召集が凄いという話を聞いた。その副会長が顔の知っている先輩だからというせいもあるのだろう。早稲田のOBは慶応より徒党を組まない方だと思っていたが、そんなことはないのか。さて、その副会長の先輩。来年は還暦で凄い曲を出すそうだ。雪中に牛を追う、あれ。凄い凄い。ちなみに今年の万酔会は、武悪が組まれる予定です。これも凄い。
Comments
先日はお越しいただきありがとうございました!
骨の髄までと思いつつも、
なかなか消化しきれなかったりで、
これも次への原動力かなとも思います。
武悪が出るのですね!楽しみです。
この曲の主が一番憧れる役かもしれません。
まだ主をやったこともないのに(^^;。
Posted by: namipi | 2008.06.04 23:11
ども。薬種の語は覚えているといろいろ使えるでしょ。知り合いから、ちょっと狂言のさわりを見せてよとか言われたら、とか。
消化かぁ。こっちはいつもいつもうんうん唸ってますが。
次回の舞台も期待してますね。
Posted by: ぶ | 2008.06.05 00:08