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2008.07.18

介護本物色中

先週、急性期病院のソーシャルワーカーと今後のことについて相談。
老人保健施設3種の話を聞くが、介護の問題は現実に直面して初めて真剣になる。
知らない間に、いろんな規制やら何やらが組み上がっていて、自分で持っていたイメージのギャップが大きくて驚く。あぁ、これは本当に姥捨てだ。
命が助かるのがいいのか、分からなくなる。

父の場合は、予後の死亡率が30~50%と知りつつ、後遺症覚悟で施術してもらったのだが、いろいろ後遺症があるとなかなか辛いものがある。

☆ ★ ☆

自分自身も似たことを、94年の聴神経鞘腫の切除手術で経験済み。開頭手術による死亡率は8%(麻雀の役満でいうところの国士無双単騎待ちに打ち当てるみたいなもの)、聴力は勿論、聴神経の横を通る三叉神経、顔面神経にもしかしたら麻痺が出る危険性を聞いていたが、放置すれば水頭症になる(その時点でも、直径5センチの腫瘍だったので、大分大脳は変形していたしね)と脅されたっけ。
放置できないのなら、麻痺が出たり、死んじゃったら仕方ないなと変な諦観もあって、医師の勧めを受け入れてしまった。死ぬよりはマシと思ったんで、実際に顔面に麻痺が出た時は、ああ成る程。顔面神経の麻痺とはこういうものかと知った次第。あの時は、言うことが聞かない右側の顔が恨めしかった。リハビリのマッサージも即効性があるわけでなく、段々と筋肉が落ちていく右側の顔を終日眺めていたな。

麻痺は14年経った今でも残っている。右耳の失聴は当然として、口笛は息が漏れて吹けないし、顔写真を撮ると、普通に撮れている時もあるが、右目は大きく見開いていることが多く、左とはアンバランス。仕方ないけど。

☆ ★ ☆

今回の父の介護はなかなか大変だとソーシャルワーカーには脅された。在宅は難しいし、勧めないと。説明を受けた時はそうかもと思いはした。が、これから死ぬまで父が帰宅することなく施設で一生を終えるというのは寂しいだろう。何とかできないものかと、思ってネットやら本を物色。まだ本腰で調べていないから、父の状態と似たような案件をネットでは見つけられないが。

本も見つからない。親を寝たきりにするなと書いてある本はいっぱいあるのだが、なってしまってからの本はどこにあるんだ。メディアで引っ張りだこの米山公啓の本は、あんまりためにならなかった。サクッと読めるだけどね。

そんな中、「床ずれ博士の在宅介護」 (朝日新書 93) 大浦 武彦 (著)を読んでみたら、もしかしたら、家に帰らせられるかもしれない、諦めかけていた在宅への道が少し見えてきた。父が母に向かって、もう家に帰られないのかなぁと呟いたそうだが、こうやって情報収集しているから、頑張ってリハビリして家に帰ろうと勇気付けること出来そうだ。

こういったショッキングな状況を克服した、気力を回復させるようなモデルがあるといいのだが。。。。



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