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2009.11.02

生きているものはいないのか(2009/10/31 19時@東京芸術劇場)

10月初にハイバイの「手」を観て、芸劇eyesの第二弾、五反田団「生きているものはいないのか」を観に行く。ユニットと主宰の前田司郎の名前だけは耳にしていたが、前田のは小説も未読だし、彼らの芝居を観るのは初めて。岸田戯曲賞を取った本バージョンと、本バージョンの逆転のプロットの新作「生きているものか」の二本立ての公演なのだが、今回はまず評価された方の再演の方を選んだ。客層は若いのも中高年もいて、いい塩梅に分散。普段はどうだろう。

話は登場人物がバタバタ死に続けて、しかも舞台に残るだけの不条理な展開。ヒーローも主人公も解決も何もない。普段の生活と死に際の役者たちの演じる姿を淡々と見ていくのだ。段付舞台を何となく4つのエリアにしてゆるゆるの表現しているのも面白いし、音響に助けらることもなく、演出と役者と力で、まるでエチュードのオムニバスを観ているようなステージ。また別のも見てみたくなった。

☆ ★ ☆

相方は、不気味で胸がザワザワした。芝居は面白いけど、ハリウッドみたいな単純明快なのが見たくなるとかこぼしていた。この不条理さが大人の楽しみなんだけどな。今度、台本も読んでみよう。

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