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2010.07.17

半分賛同の150万円一家

梅雨も明け、世の中は三連休。こっちは怠け者の節句働きで、この連休で帳尻合わせ。
先週京都で遊んじゃったから、仕方ないか。

☆ ★ ☆

何がきっかけでブックオフで買ったのか忘れてしまったが、先日読んだエッセイ漫画年収150万円一家(森川弘子・著/メディアファクトリー)。いやはや、強烈でうちの妻が感動してしまったのだった。書き手が同世代の関西人で、マンガの端々に出る関西人オーラが共感したのかなぁ。年収150万で生活する術(すべ)を、恥も外聞も無く書き連ねている。

幾つかは自分自身でも実践していて、特に目新しいことはない。半分くらいは共感してしまう。
例えば、食べることに関しては、
 ・半額シール
 ・やっぱり買えない女
 ・これが原価だ!
 ・銀杏拾いも命がけ
なんかは、首をガンガンに縦に振れる。半額シールは実践中で、ちょっと痛んでいても、問題なし。強靭な胃袋を用意してくれた親に感謝。妻の身体はそこまでではないが、半額の魅力には勝てないんだとか。

外食するの方針として「自分で作れないものを注文する」。原価を考えたら、自分ちで作れるものは、お金出してまでとは思わないんだよねぇ。これは妻はピンと来ないんだそうだ。あまり炊事は好きじゃないからかも知れないな。
銀杏拾いは、中学高校とやってたしなぁ。ハイキングする人だったら、どの草花が喰えるかどうかはチェックするだろうし、釣する人なら、どの魚や海老蟹が旨いかも体感的に身に付くと思うんだよねぇ。

また、冬の風物詩と題している章で、暖房しないで厚着するということを書いている。こんなのは当たり前で、真冬でも実家の私の部屋に戻ればストーブなし生活。悴(かじか)んだ手を太腿と椅子の間に挟んで机に向かっているのだ。この部屋をシベリアと呼んでいるけれどもね。

洗剤は3年もちますの章でも、大いに賛同。個人的にはお湯でサッと洗えば洗剤は不要と思っている。

と、まぁ、肯ける部分はあるのだが、トイレの項は年中は辛いかなぁ。出来ないことはないけど。あと物が多くて、これは住居が広くなければ難しそうだ。

一方、驚きはこれだけ倹約していても子連れでパリ旅行したところなんだな。それも破格の安さで。恐れ入る。
この辺は見習わなければ。

☆ ★ ☆

迂闊だったのが、妻が実家の方々へ読んで貰いたいと渡したこと。案の定、「これくらい切り詰めろと旦那(私)に言われているのか?」と呟かれたとか。うわ~~~ん。

それは兎も角、義父はふ~ん、義母は見たくないとの反応。まぁ現代人には驚くことも多いかもしれないが、昭和を生き抜いた世代には別に目新しくはないもんねぇ。

岩村さんの「家族の勝手でしょ」とは違った種類の「爽快感の無い」読後感でしたな。

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