全国に散っている我々弟子たちが子供みたいなものだ
2/22の野村万之介先生を偲ぶ会。会の中身も段々と固まってきました。
会費と寄付だけで賄えるように、弟子一同も知恵を絞っているところ。
跡継ぎがいれば、何てことは言うまい。お子さんがいらっしゃらなかったから、
「全国に散っている我々弟子たちが子供みたいなものだ」と、万之介先生はいつも
仰っていた。
社会人となって大阪赴任し始めの頃、電話が掛かってきた。「前田君、今度大阪で
舞台があるんだけど、大阪の飲み屋を紹介してください。もう、君も馴染みの店も
出来たでしょう。楽屋で待ってるよ」と。ヘロヘロになるまで呑んで、上機嫌でホ
テルへ帰っていったんだっけ。
大阪特有のサンマ(三人麻雀)も喜んでいたな。
呑み始めると「サンマ苦いか、しょっぱいか」なんて、鼻歌歌いながら雀荘を
探してこいとの目配せ。翌日も仕事なのに、テツマンよくやったなんだなあ。
☆ ★ ☆
遊ぶだけでなくて、27歳の私が脳腫瘍で入院している時も、まだ若いのにと泣いて
くれていたそう。18時間掛かった手術が終わった数日後、病院からお宅へ電話を掛
けると、当時ご存命だった奥方の燿子先生が出て、そう語ったんですよね。
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当日止むを得ず欠席されるOB、OGの皆さんの寄付は拒みません。
当日の模様を伝える品、小冊子はお配りしたいと思っていますので、もし
お手伝いのお申し出がある場合はお知らせ下さい。
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