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2011.06.01

狂言の稽古をどうするか

万之介先生が亡くなって早5ヶ月が過ぎた。勢いで偲ぶ会をこなし、震災があってあっと言う間。いつもの年なら今年の万酔会の演目はどうする?と侃々諤々。もうGW明けには大体番組も決まって、台詞稽古が始まっている頃なんだよね。G1シリーズで先生に「明日のメイン(レース)の検討は済んだかね」「東京10Rの結果はどう?君はラジオ持ってたよね」と会話をこなしながら、稽古をしていたんだなぁ。それが今年はないのだ。

暮れの舞台は先生が健在のうちに万酔会名義で東中野を押さえてある。12/3(土)。お通夜の時から、今後どうするかと、老若男女がもう5ヶ月間も喧々諤々。まだ決まらない。現役学生の師範問題も、6/12の自演会@銕仙会までは万作先生が一時見てくださると言うことになったようだが、それ以降はまだ白紙とのこと。万作一門は皆忙しいからなぁ。自分たちのお弟子を抱えていて、しかも殺人的な舞台のスケジュールだと、冷静に考えても、一気に何十人を纏めて面倒見ることが出来る狂言師はいないんだよね。出来ても数人ずつかなぁ。

それに万之介先生の弟子を引き継ぐのは生半可な先生じゃ嫌だろうなぁ。比べられると言う訳ではないけど、亡霊のように万之介先生の癖を目の当たりにするからね。万之介先生は自分の跡継ぎが居なかったから、素人弟子に自分の芸を我が子のように伝えてくれていた。だから、万之介先生の癖が色濃く出る。悪い癖もあるんだろうけど。先生自身、下手な狂言師より上手い弟子がいると自慢していたぐらいだしね。

また弟子たち自身も、僕らは野村万蔵家の狂言を習ってきたけど、特に万之介先生が一番の師範と思っているからなぁ。

狂言研の現役学生と万酔会の師範が一緒だといいんだけどねぇ。

☆ ★ ☆

外的状況はこの通り。翻って、自分自身の考えはどうか。
今年は子が生まれる予定(亡父とも亡き万之介先生と同じ干支なんだな)で、しかも関東関西に別れて暮らすことになる。3歳くらいまでが一番可愛いというし、時間が出来たらなるべく一緒にいたいしなぁ。なので、今年は稽古を休むことに決めた。

さてその後。来年以降。親子狂言を演りたいという夢もあり、何らかの形では稽古を続けたいのだが、他の万酔会のメンバーがどう続けていくか。その様子を見ていくことになるかな。子供が狂言を始められる前までは、もし立衆や相手役で人手が居ないという打診があった時に考えるというのが、無難なところだと思う。

もう一度大名や山伏を稽古してみたかったし、万酔会のメンバーで組んだことのない方々と演りたかった狂言もあった。今年は隠狸を先生にお願いしたかったんだよねぇ。。。

☆ ★ ☆

暮れの万酔会の状況は追々分かってくると思います。オープンになっても問題ない頃にまたこの場でご報告する予定です。

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