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2012.03.03

びいと啼く

昨日(3/2)は若狭の小浜のお水送りがあり、来週には東大寺二月堂でお水取り。いよいよ春を迎える。関西に13年住んでいたが、恥ずかしながら一度も東大寺二月堂にお参りしたことがなかった。JR東海の広告で取り上げている戒壇堂も行ったことがなかったので、親子三人奈良にそろっている時にと先日参詣してきた。


■愚息に少し縁のある東大寺戒壇堂にて。



■東大寺二月堂より西を望む

奈良に着たら、ここから古都を眺めないといけないんだねぇ。44年間何をやっていたんだか。


■神獣。ここではびぃとは啼かず。

東大寺の境内にて、鹿せんべいは替え歌動画の歌詞の通り150円。今回は鹿せんべいも鹿せんべいアイスも買わず。

芭蕉の句

びいと啼く尻声悲し夜の鹿 

これも恥ずかしながら、万城目学の「鹿男あをによし」を読んで初めて知った。鹿はびぃと啼くんだ。聴いた事がなかった。この日は、瑠璃絵というイベントに合わせて夕刻に二月堂。そこから若草山の脇を通って春日大社に抜けたのが、時刻は丁度日没前の17時前あたり。親子鹿の群れ群れが闊歩中の若草山を通り過ぎると、何処からともなく「びぃ~、びぃ~」の声が聞こえた。ああ、本当に鹿はびぃと啼くのだ。

調べてみると「2.仔鹿を呼んだりするときのメスの鳴き声」(奈良のシカの生態)なんだ。言われてみれば、あれはメスだったメスだった。

糸瓜句会の同人によると、朝霧の頃にも良く啼いているそうだ。

☆ ★ ☆

奈良の鹿と言えば、山ノ神にはいっぱい喰わされた思い出がある。
毎朝鹿の糞の掃除をしていたと言うのだ。おかしいなぁ。彼女の地元の生駒に、奈良公園の鹿が遠征しているのか?と疑問に思いつつも、それは知らなかった、江戸時代の奈良の人は鹿が家の前で死んでいるのが見つかると打ち首になるから、商家の人たちは店の前を朝早くから掃除をして鹿が横死しないように見張っていたんだよね、と返答したんだった。
聞くところによると、奈良県人は必ず鹿の糞掃除の話をするらしい。

☆ ★ ☆

お水取りは愚息が大きくなってから行こう。

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