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2012.10.14

リチャード三世@新国立劇場(20121014)

出演者の森万紀さんと山ノ神が大学時代からの友人という縁もあり、リチャード三世を初台の新国立劇場で観る。愚息はキッズルームドレミに預ける。終演後迎えに行くと、愚息はご機嫌。殆ど泣いてなかったようだ。ここの事業は小学館集英社の一ツ橋系の関連事業が関わっているようで、「めばえ」の付録のお持たせもあった。

前半2時間、後半1時間20分の長丁場だったが、良い芝居だった。リチャード三世は背虫と跛。役者は悪人面の濃い仲代や山崎努、平幹二郎というのが私個人のイメージだったので、岡本健一のスマートな感じがしっくりとこなかったのだが、この舞台を見て背虫と跛のリチャード三世にすんなりとなりきっていた。仲代や山崎のような濃いリチャードでは怨念が強過ぎるが、岡本リチャードであれば、夫や子を殺された女達がふと隙を作ってしまうのも無理がないような気がする。

舞台美術も演出も簡素であり、円形劇場でないのに奥行と縦横無尽に歩き回る芝居で面白い。砂地の靴音がいい。

最後の殺陣のシーンも、棒術も中々さまになっていた。

2009年の9時間余に及ぶ今回と同じスタッフキャストの通し舞台「ヘンリー6世」は見損なっていたことを悔やむ。まぁ、2009年は個人的に動乱の年だったので仕方ないのだが。


■終演後、楽屋前にて。森さんと愚息、山ノ神。森さんはすらっとしてて舞台映えする。喪服も似合っていたねぇ。
新国立の楽屋は二度目。前は石本っちゃんの舞台の時だった。彼もピッコロ出身。山ノ神が森さんと私が石本っちゃんと知り合いで… 世間は狭いんだなぁ。

演者の皆さん、あと1週間体調崩さずやりきってください。

☆ ★ ☆

こんな芝居を観ると昔NHKで見たBBCのコスプレ芝居・シェークスピア劇場を観たくなるねぇ。

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Comments

縁とは不思議なものです。何度もすれ違っていたかもしれませんね。
乳幼児がいても観劇を楽しめる公演が増える事を願う。
残念ながら共通の趣味が皆無な我が家ですが、それでも観劇には理解を示して子守りをしてくれます。
娘も狂言には違和感ないようで、何度か能楽堂や劇場に足を運び楽しんでいる様子(教育TVのまんさいさんの影響で)
そうそう、昨日万之丞さんのご子息がバラエティーに出ていたのでビックリしました。VTRで稽古をつけてる萬氏も登場、なんだかとてもお痩せになったようにお見受けしました。
よろず舞台もとっても立派ですね。
バラエティーと言えば茂山かと思ったんですが(笑)
ちなみに娘は大名をがってんかのおじちゃんと呼んでます。

Posted by: なる姉 | 2012.10.17 08:39

えっ?姉さんも初台にいらしたんですか?こっちは2階席最前列。
うちも共通の趣味というのは余りないですよ。芝居を観る時はこちらが主導なんですが、たまたまこの舞台は出演者が山ノ神の友達だったんです。
大蔵省の意向もあり、段々と芝居を観る本数も減りますねぇ。昔ほど、絶対に見に行きたいというのはなくなりました。選んで選び抜いて小屋に行く感じですね。

がってんかのおじちゃんかぁ。一度は演りたいけど、万乃会で去年出たから来年はやらないなぁ。今年はシテをやってしまったしなぁ。

Posted by: | 2012.10.17 13:26

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