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2013.04.23

種より畑

男子校の中学高校時代、生物の先生に「種より畑」を何度も聞かされた。競馬でも肌馬の方が種馬より重要だし、今までの体験から言ってもそれを裏打ちされているような気がする。

ところが、今の農業は種の方が影響力を持っているようで腑に落ちない。

中国嫁日記のジンサンの描いた「月と日本語」のP123に、日本の青果売り場で揃った胡瓜を見て驚く中国嫁の月さんの姿が1ページ使われていた。
いつごろから日本の八百屋の野菜がみんな綺麗に揃ったんだろう。気になっていたいたところに、「三浦大根は絶滅した」というショッキングな語りを耳にした。野口種苗研究所の野口勲氏がゲストで呼ばれて、先月で終了したTBSラジオDIGで語っていたものだった。

F1。first filial generation。一代雑種、文字通り一代限りの雑種(英語ではハイブリッド=hybrid)のことだと言う。
今の野菜の流通の殆どはF1で、自家採種の固定種は殆どないのだそうだ。三浦大根も一部農家の自家採種にしか残っていないらしい。

F1が主流となって、私らが子どもの頃食べていたいろんな野菜とは、栄養価も味も変化してしまったんだ。胡瓜のイボイボとそこから出る白い粉が農薬と勘違いされて市場から駆逐された話もショッキングだ。ネット上のどこかで、白菜の黒いボツボツが悪い病気じゃないかと避ける女性の文章を見たことがあるが、それもこの話と同じことだねぇ。

遺伝子組換食品が毛嫌いされているが、これだけF1に席巻されている野菜を食べている現状。F1種が自然環境に負けて対応できなくなるまで、この状況が続くのかな。

愚息には固定種の味、形などを知っておいてもらいたいと思うが、可能なのだろうか。


■1歳と自慢げに指差す愚息。両手なので2歳だよね。この子が大きくなった時…

今は野菜より甘いものみたいだ。


■アンパンの餡子だけ食べて、餡子がないと大泣きする。これも種より畑かね…

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Comments

突然このような失礼をお許し下さい。
私共は滋賀県近江八幡市にあります、賀茂神社と申します。

賀茂神社は、今から1350余年むかし、天智天皇の頃、日本で初めての国営の放牧場を建設された地に創建され、その当時より馬の守護神として、日本の馬の聖地として、信仰いただいております

当社も1350余年を経て、老朽化著しく、この年より新規増改築(造営)の必要に迫られ全国の皆様に造営の費用についてご寄付をお願いしております。

どうか、この1350余年の歴史の中で、命を全うしてきた馬たちの為に、「馬の聖地」として信仰される当社の境内に「馬の魂」が宿る宮、全国に類のない「馬」達の霊を慰め、「御馬神霊」としてお祀りし、その馬の神達を崇めまつる社の創建する為、全国のご関係各位の絶大なるご協力を切にお願い申し上げる次第であります。
馬に関係する皆様方にしか、馬たちの魂をお慰めすることはできません。
どうか、この日本の「馬の聖地」に馬たちの霊が神として宿るための神社の創建に、寄付金お一人一口一万円からお申し受け致します。
お力添えの程を伏してお願い申し上げます。勿論、お名前を石碑に刻ませて頂きます。遠くてもいつでもお越しください。第二の故郷としてお迎えいたします。
http://kamo-jinjya.or.jp
zoei@kamo-jinjya.or.jp
0748-33-0123
御猟野乃杜 賀茂神社

PS>私も月と日本語を楽しく拝読しておりまして、このブログは大変共感を覚えました。更新を楽しみにしております。

Posted by: 日本最古の勝負事と馬の神社 | 2013.04.25 at 11:47

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