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2013.06.03

手帳の秘密

先月は少子化対策で政府が女性手帳を配る配らないとか、3年育児休暇とか言って世の女性陣を敵に回していた。
クロ現の終わりのない不妊治療のゲストで出てきた吉村氏の近著「産科が危ない 医療崩壊の現場から (角川oneテーマ21)」で語っていたが、女性の育児休暇の延長よりも普段の生活で子育てがし易いような社会を作ることが大目標だよな。男も女も仕事場と自宅の往復の毎日じゃ、擦り切れるだけだ。根を詰めて働く時も必要だが、年柄年中そうあるべきじゃない。とまぁ、偉そうなことを言っても、今はただ世間に流されて生活している我が身だった。

さて、件の女性手帳。母子健康手帳をイメージしたものだと言う。愚息の母子手帳をチラ見させてもらったことがあるにはあるが、山ノ神の秘密が書かれているからということで、じっくり拝読したことがない。仕方ないから、母から預かった私と弟のを見てみた。


■昭和41(1966)年の母子健康手帳。私が生まれる時のもの。この手帳は糸で綴じてある。

昭和41(1966)年の私の分は糸綴じなのだが、その3年後の弟のは、ステープラーの金属の針で綴じてあった。時代を感じるねぇ。

何故、自分の手帳を母に出してもらったかと言うと、幼児が罹る伝染病の既往歴を知りたかったからだ。
記憶では麻疹と風疹は罹って覚えがあるけど、「水疱瘡」と「お多福風邪」は罹ってない。30年前の献血の時に、帯状疱疹の抗体がない珍しい血液だと指摘されたので、多分間違いない。抗体がなければ、愚息がどこかから貰って来れば、強烈な細菌が我が身を襲うに違いない。昨年だったか同じように免疫のない知人男性Sさんが、「お多福風邪」で1週間出勤禁止令を喰らったと言うのを聞いて、恐怖を感じていたのだ。

そんな訳で、昨夏は慌てて生ワクチンを打ち込んだのだ。


☆ ★ ☆

山ノ神が見せてくれと言うので、手渡すとこっちが気が付かなかった点を指摘してきた。



■生産・仮死産・(仮死⇒蘇生・死亡)死産

「<<仮死産>>に丸が付いているよ?聞いてる?」
「ん?知らないなぁ。お袋に聞いてみよう…」

お袋は「元気に生まれたわよ!」
「でも母子手帳には仮死産って書いてあるよ」
「へんねぇ…」
「あぁ、思い出した。確か臍の緒が首にグルグル巻きだった。」

ああ、そういうことで仮死状態だったのか。
70過ぎたお袋に、40数年前のことを想い出せというのも酷かねぇ。

もう一点の指摘は虫歯。
「兄さん。こんなにあったの?」
「ん~、覚えてない。母子手帳の頃から歯医者に行ってたのか…」

山ノ神は子どもの頃は虫歯が一本もなかったのが自慢で(今はある)、愚息にも虫歯にさせないようにいたく気を使っている。

☆ ★ ☆

「産科が危ない 医療崩壊の現場から (角川oneテーマ21)」を読んで、ハッとしたことがある。
出生率がこれから回復しても、人口は増えないこと。既に出産できる女性の人数がへっているのだから、当たり前なんだよね。言われるまで気が付かなかった。

それと、産むことが出来る年齢。産むだけなく育てることが出来る年齢というのもあるが、まず産むと言う点では40歳が限界なんだよね。弟に手持ちの本を何冊か渡したこともあって、漸く本腰を入れたようだが、悠長なことは言ってられない。不妊治療の補助が39歳までになるというニュースが春先に出たが、本当は山ノ神が接した女医が言うには38歳にしたかったらしい。夢を壊さないために、39歳としたとか。うちはもうオーバーしてますね…


■近所の三宝寺池にて。池が大好きな愚息。落ちんなよ!

愚息には兄弟もしくは従兄弟は出来るんでしょうかねぇ。

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