万乃会・万酔会2013無事終演
昨日の第26回万乃会(万酔会も合同参加)は、盛会のうちに無事終演いたしました。ご来場ありがとうございました。
今年も初番からトリの田植までの全狂言20番と小舞、謡等ご覧いただいた強者有り、大名、山伏のない渋めの番組とは言え終始立ち見の出る盛況さでした。
稽古をする方の目線でいうと、節分の鬼は凄いなぁと感心してみました。我が呼声は12分少々の小曲でしたが、他の大曲組はたっぷりとやられて、ちょっと羨ましくも思う反面、年を感じるわが身を思えば、呼声の小曲で良かったかもと胸をなでおろしたり。
目が回るからクルクルの回数を減らしたと万作先生が台本に書き込むシーンではないけど、この狂言版ちびくろサンボの部分では、いつもの回転速度より1.5倍のスピードでやらかしました。シテの太郎冠者は楽屋で悲鳴を上げてましたな。
ちなみに私の肩衣。ちょっと小さい。小さいと可愛い冠者になってまうんですな。
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会後の打ち上げで、万作先生は「上手い狂言よりも、いい狂言を」と仰られていましたが、これはきっと我らが受けることを意識している部分をチクリと指しているんだろうなぁ。
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この日、見所では義母が義祖父の着物で仕立て直してくれた着物で鑑賞。鏡松が大好きみたいで、しっかりと見ておりました。ロビーでプレゼントで貰った電車を持って走り回っていたチビは、この愚息です。
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さて、来年はどうなりますかね!
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