残ったかヤット参ったか
我が腹を見て「残っただね!」と言う倅。相撲は大好きで、夕方実家の婆さんのとこに預けられている時は、必ずNHKの相撲中継を被り付いている。(うちにはTV無いからね)
両国の国技館に連れて行きたいなとは思う反面、まだよく分からないチビに長時間は厳しいと思って、気軽に見れる巡業が東京近辺でないかと思っていたら、先日浦和であると知り行ってきた。さいたま場所。今年で2回目だそうだ。
■リーズナブルな2階席でも結構よく見える。勿論、ジッと座ってないで花道に行ってんだけど。3歳の倅は只。4歳から席料が発生するようだ。
ゆっくり出張ってきたので、公開稽古や握手会、子供相撲は拝めなかった。初切と土俵入りが見られたら、倅も満足だろうとこれは事前に了解済み。反対に知らなくて失敗したと思ったのは、琴剣さんによる似顔絵コーナー。今度行くときは早めに行って並ぼう。
さて、その初切。当然近くで拝もうと2階席から土俵まで下りてみたら、会場の隅っこで若い力士が柔軟体操をしていた。
■手を振る倅。力士の右足後ろにあるのは「ハリセン」。何でかなぁ?
■恐る恐る座る倅。笑顔の素敵な若い力士。
写真撮影の後見ていたら、この若い力士が初切で出ていったのだ。呼出が「篠原」と呼んで、力士の名を知る。大阪交野出身の21歳とか。なかなかいい男でした。(所属の阿武松おかみさんのブログ)
初切中にハリセンが出てきて、ああそれであの場にあったのかと気が付いた。
かわいがりでへとへとの逸ノ城、遠藤も登場した土俵入りは勿論、西の花道に立っていたので、横綱鶴竜の土俵入はしっかり拝めた。鶴竜は化粧回しをした赤ん坊を抱いての土俵入だった。倅も「赤ちゃんも残ったしてるね」と大喜び。
☆ ★ ☆
■帰りは当然、等身大の横綱とツーショット。
相撲のことを「残った」と言う倅の姿を見ると、狂言の大名たちが「ヤット参った」(=相撲のこと)好きと何だか被る。本当に、狂言の無邪気さは、小さい子の無邪気さに通じるんだなぁ。
正月は初場所見に行く余裕があるかなぁ…
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