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2015.07.30

おとーさんと一緒

祇園さんを迎えると、倅も1つ歳を取る。
漸く今年4歳になった。


■市立保育園で作ってもらった誕生カード。「大きくなったら!お父さんと一緒に狂言やりたいの!!」やで!

まだまだ成長曲線の底辺をウロウロしているけど、今のところ大きな病気も怪我もなし。
オムツも難なく取れたし、スプーンの持ち方を心配していたけど、気が付けば普通の持ち方になっていた。

順調なんだねぇ。
しかも、上の写真の通り、「大きくなったら!お父さんと一緒に狂言やりたいの!!」やで!泣かせるわ。

実際、チラシや新聞に知っている狂言の写真があると、ハサミ持ち出して切り抜きするんだよね。

こんな風に。

ある時、来年狂言を一緒にやるとしたらこんなんやで、と「痺(しびり)」のDVDをチラ見させた。万酔会で10年ほど前にやった幾太郎君のそれ。

「お父さんは長いズボン履くんだね」「○○(自分の名)は冠者殿と同じ恰好だね」とジッとみていた。

で、今月某日、帰宅するとお父さんに説明したいと、この切り抜きを持って寝ないで待っておった。
万作の会の「蝸牛」「仁王」の公演の切り抜きだった。

丁度、蝸牛は太郎冠者と長袴の主が登場していて、万作先生の太郎冠者を指さしては「これは○○(自分の名)がする恰好だよね」。石田先生の主を見せて「この長ズボンはお父さんだよね」と。

下の動画は再現フィルム。

まだ自分の名前以外は文字も読めない、しかもものの道理を理解しているか分からないチビに、万作先生の稽古はうまくいくのだろうかと心配になる。
今のところ、お父さんと狂言の稽古を見にいくのは楽しいみたいだし、着物を着るのも大好きだから、何とかなるのかもしれない。
今年の10/18(日)の万乃会(万酔会)が終わってから、万作先生に許しを貰えるかだなぁ。

万酔会の先輩方は「猿、サルっ!」と無邪気に言うが、まず「痺」だよね。「靱猿」の子方はタイミングもあるだろうし、それこそ本物の猿みたいに言うことを聞いてくれないかもしれないからな。山ノ神は「猿でもいいじゃない」と能天気に言っていたが、「猿だと顔見えないよ。痺なら顔バッチリだよ」とポイントを伝えると、コロンと「痺」「痺」「痺」。ははは。

☆ ★ ☆

誕生日と言えば、バースデーケーキ。倅はケーキは大好きだが、食べるよりも蝋燭に火を灯して吹き消すのがやりたくてしょうがない。小分けにしたケーキ類だとガッカリ君。ホールだと大喜び。全く全く。

そんな訳で、誰の誕生日じゃなくても「ハッピーバースデーの歌」を歌って食べることになるのだ。





この通り。

この夏、奈良に帰省してもやるだろうね。


狂言好き。いつまでかなぁ。

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