70年目の年のニイタカヤマ
今日は真珠湾攻撃の日。今年は戦後70年の節目の年なのだが、特定秘密保護法や「安全保障関連法案」、先日から配られたマイナンバーのマイナンバー法案(行政手続における特定の個人を. 識別するための番号の利用等に関する法律案」)と立て続けに動いた政府の動きに、我が子の世代が戦争に駆り出されつつある危惧を感じている父兄が多いと思う。草葉の蔭で、先祖たちもきっと臍を噛んでいるだろう。
太平洋関連の書物は夫婦して読み漁り、同じ過ちをしないように、また倅にはちゃんと教えないといけないと思っている。まだ4歳で教えれる年齢ではないが、三つ子の魂何とやらではないが、小さいうちに伝えねばならない。
本ブログに、軍医だった祖父の軍歴確認書を申請した経緯の記事「軍歴証明を取ってみた」(2013.09.12)を掲載しているので、終戦記念日前後には、2013年以降毎年のように「軍歴」「軍歴証明」「軍歴証明 取り方」と言った検索語で訪れる方が非常に多い。
(今では、8月の終戦記念日も関係なく、沢山来られます)
上の図は、今年の8月の様子。いろんな企業や自治体、自衛隊をはじめとする公官庁から覗きに来ています。それがきっかけで、TVや新聞の取材依頼もあったのですが(新聞は取材だけで、記事にはなってませんけど)。
家族の戦争体験を知りたくて、また実体験をしていた家族が語らなかった戦争を知りたいと思っている方が、かなりいるのでしょう。戦争について、歴史について考えるいいきっかけになるので、是非調べてみることをお勧めします。手に取ってみると、こんなに細かく個人を管理していたのかと驚くと思います。
マイナンバーが、こうならないことを祈って。
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