吉田戦車のまんが親。先日新刊の4巻が出たのでちゃんと新刊を買って読んだ(古本や図書館でない)。戦車と伊藤理佐夫婦の娘さんの子育てエッセイなのだが、伊藤理佐の「おかあさんの扉」シリーズよりは、戦車の方が断然共感できる。生活に関することが、伊藤理佐より戦車の方が自分に近い。
子どもに「一緒にお風呂に入るのはお母さん!」と言われると、内心ホッとするとか。他にいろいろ有ったんだが、忘れた。
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彼らの娘さんは、倅より1年上。これからこちらが体験することを予習させてもらっている感じなのだ。今回の4巻でビックリしたのは、「字を書いて、日記を書いていること」。
えええー。
4歳で日記やお手紙書くのか。我が家は、小学校に上がる前にお受験みたいに勉強はさせないという教育方針で夫婦同意していたのだが、この本を見てしまうと、ちょっとグラッとしてしまった。グラッとしただけで、山ノ神も睨みつけてきたし、直ぐに「覚える時が来たら、覚えるからええか」と思い直した。
松岡享子の「子どもと本 (岩波新書)」で、文を読めない子が読み聞かせをしてもらう方が、字を知っている子より感受性がいいというようなこと(だったかな)を書いていたので、無理に親から教えなくても良いと考える様にしている。実際に、人の話は良く覚えているし、ラジオから流れる言葉への注意力もいい(我が家にはTVがないのだ)。
来年、万作先生に倅の狂言の稽古をお願いするつもりなのだが、「台本が読めない状態で、どんな風にお稽古し、舞台に立てるのか」。それが楽しみでもあり、不安でもある。 文字に頼らないで稽古するなんて、大きな実験のようだ。
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さて、倅は字は書けないけど、絵は保育園で書いている模様。

■お化けの絵。

■遠足のお弁当。

■芋掘りの芋
一番上のお化けの絵。クラスの中で倅だけ、白いお化けだった。他の子はみんな黄色かったな。
うちは夫婦共働きで平日の倅と一緒にいる時間はご飯と寝る前の読み聞かせくらいなもの。休日は私が外に連れ出してしまうから、字にしても絵にしても教え込む時間が無いんだな。自分の記憶を辿ると、絵を描いたり、粘土を弄ったりしていたのだが、倅はそんなことしてないなぁ。今のところバカじゃなさそうだから、まぁ時間が来れば一気に身に付くとは思うんだけどね。
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先日、山ノ神がどうしても仕事を休めず、初めて倅の保育園の懇談会へ出席。歌と劇ごっこ、椅子取りゲームの様子を見た。

■保育園参観でドレミの歌を歌う倅。

■頭の蛙の冠は、倅のトレードマーク。

■自分の番じゃなければ、いつも変なことしておる。

■たまに、保育士の先生におさえられるが…
■劇ごっこの「大きなカブ」。画面中央がぼかしみたいに曇っているのは、カメラが冷えてたんだな…
子供らしく何でも一生懸命にやってて、微笑ましかった。後日ビデオを見た合唱で隣に立っていた娘さん(いつも好き好きと倅が追っかけまわしている子らしい)のお父さんから、好感が持てるとのコメントまで貰ってしまったようだ。
※ちなみにこのお父さん、私より少し年下と思うがイケメン。西島秀俊をちょっと疲れさせた感じと評したら、山ノ神は絶句。何と、西島秀俊を西田敏行と間違えて捉えて、何て失礼なと思ったそうだ。流石、MAXを新幹線と勘違いしただけある。
劇ごっこも贔屓目に見なくても、一番歓声を貰って、エンターテナーぶりを発揮。保育士にやらされている感は全くないところが、来年狂言を演らせようと思っている親心をくすぐった。
椅子取りゲームでも、ラスト3人まで勝ち残り。3人の中で一番小さくて、準決勝で吹っ飛ばされてしまって、悔し涙を流したところなんか、負けず嫌いに育ってほしいと思っている我ら夫婦が安堵してしまった。山ノ神の喜びようがなかったなぁ。
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上の4歳児、5歳児のクラスを見ていると、この3歳児(所謂年少さん)時代の男の子が一番可愛いのかも。
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