シャチでは濡れてみよ
この前の連休中、婆ちゃんと倅の3人で安房鴨川へ。山ノ神は短期国外出張中で、サポートしてもらっている婆ちゃんに海のものでも食べて頂戴という慰労も兼てのもの。実際には疲労倍増になるのだが…
■お約束の駅の書割へ。
■ゲート前。やっぱりここ主役は生態系の頂点のシャチ
私の記憶だと、外房は4歳のころ御宿には行ったことがあるが、鴨川シーワールドはない。今回が初めて。何がポイントなのかネットで調査し、有料のディスカバリー・ガイダンスがお勧めとのこと。気合を入れて入園したのだが、敢え無く轟沈。9時開園で入ったのに、整理券は取れず。10:40~の一般発売も、希望の時間やアトラクションには手が届かなかった。残念。次回の宿題にしておこう。後期高齢者と4歳児と一緒だから、無茶なスケジュールも組めないし、今回はメインのショー4本に徹することにした。
・ベルーガ(白いイルカ)
・アシカ
・イルカ
・シャチ
当日はこの順が効率よく見られるようだった。イルカやアシカはどの水族館でも見られるが、シャチは日本でここと名古屋だけだそうだ。
実際に見てみて、この順で良かった。シャチが一番エキサイトしたから、逆だと興奮が尻窄みになってしまっただろう。
■イルカのパフォーマンス。こんなものかなぁ。
■アシカは、寸劇仕立て。開園前は、アシカの集中力を削がせないようにと、注意喚起をしておった。結構繊細なのだ。
昔は動物の芸をショーと言っていたけど、今はパフォーマンスって言うんだね。動物虐待と非難されないようにの対策のようだ。そう言えば先日、シャチの飼育で先進的なアメリカのシーワールドがシャチの繁殖をやめると発表した。えらいこっちゃな。
益々、今見られるうちに倅に体験させなアカンな。
■ショーの40分も前に入ったのに、水が掛からない席(前から5列目以降)はもう取れなかった…仕方なく、1着300円のポンチョを買う。
■こんなにデカいのだ。まだこのときは良かったが…
ここのシャチのスタジアム。扇型で結構大きいのだが、上の写真のキャプション通り、40分前には安全地帯はみんな席を取られてしまっていた。4列目はお涙ぐらいの飛沫で済むと思っていたら、シャチの野郎、開園前にスプラッシュサービスしやがった。幸い、我がエリアには掛からなかったが、ポンチョの購入を決断せざるを得なかった。3分前には7列目迄の9割近くは防水対策しておったな。SWは商売上手だな。
で、対策しなかった方々はどうだったかと言うと… 安全と思われた両サイドは、開園後集中攻撃。ポンチョなしの伯父さんはずぶ濡れになっておった。
うちのエリア(中央やや左翼寄り)もそこそこ。でも、ポンチョで安全と思ったら大間違い。袖が短いのだ!夏なら良いのだろうけど。
最初のうちに、大きい水飛沫をもらって、写真や動画撮影は諦め。ショーを楽しみました。
ジェットコースターを楽しむみたいで、興奮するのだが、これは老人にはきつかったろうな…
■こんな感じなら、年寄りも安心だけど。ツボで寝ている蛸と泳いでいる蛸のツボ取合戦も。
倅はシャチが面白かったようで、帰宅後山の神に宛てたビデオレターでこんな風に語ったのだ。
2日もシャチが楽しいと言ってんだもんね。暖かい季節だったら、濡れてもいいかね。
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