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2016.05.31

法事の一コマ

今月は伯父の法事が2回もあった。一人っ子のチビにはこういう雰囲気を知っておいた方がよいと思って、当然出席。今年からは、倅唯一の従妹も出るようになった。

いつもと違った様子で、大はしゃぎのチビ達。倅は親戚のオバサンから、チョロQを貰ってご機嫌。
姪っ子は倅のことを「ニイヤン」と追っかけておったな。この姪っ子は、4歳の倅と3歳違いなのだが、体重差は2キロしかないし、足の太さはもう変らんのだ!あちゃ~。

私が子供の頃は、法事と言えば従兄弟が一杯集まって楽しかったんだが、この日はわしら兄弟の子のみ。追善する伯父さんのひ孫は確か倅と同い年だった筈なのだが。出なくなると、段々とこの人は誰だっけという感じにもなってくるんだよねぇ。そうならない為にも、写真にこの人は誰々とメモを残してあげないといけないなぁ。

そう言えば、昔の写真の裏にはちゃんと人型とキャプションを書いていて、今のFBのタグ付みたいなことをしているんだな。

☆ ★ ☆

ここは本郷・願行寺。親戚筋のお寺。森鴎外の「細木香以」の十三の項に


 本郷の追分を第一高等学校の木柵もくさくに沿うて東へ折れ、更に北へ曲る角が西教寺と云う寺である。西教寺の門前を過ぎて右に桐きりの花の咲く寄宿舎の横手を見つつ行けば、三四軒の店が並んでいて、また一つ寺がある。これが願行寺である。
 願行寺は門が露次の奥に南向に附いていて、道を隔てて寄宿舎と対しているのは墓地の外囲そとがこいである。この外囲が本もとは疎まばらな生垣で、大小高低さまざまの墓石が、道行人の目に触れていた。今は西教寺も願行寺も修築せられ、願行寺の生垣は一変して堅固な石塀いしべいとなった。ただ空に聳そびえて鬱蒼うっそうたる古木の両三株がその上を蔽おおうているだけが、昔の姿を存しているのである。
 わたくしはある日香以が一家の墓を訪おうと思って、願行寺の門を入った。門内の杉の木立の中に、紺飛白こんがすりの浴衣ゆかたを著た壮漢が鉄唖鈴てつあれいを振っていて、人の来たのを顧みだにしない。本堂の東側から北裏へ掛けて並び立っている墓石を一つ一つ見て歩いた。日はもう傾きかかって来るに、尋ぬる墓表は見附からなかった。
 忽たちまち穉子おさなごの笑う声がしたので、わたくしは振り向いて見た。顔容かおかたちの美くしい女が子を抱いてたたずんで、わたくしの墓表の文字を読んで歩くのを見ていた。
 わたくしは捜索を中止して、「あなたはお寺の方ですか」と問うた。

に書かれている寺である。上記引用のお寺の娘は、年齢的には私の祖母だったのかも知れない。

☆ ★ ☆

法事は14時半には終わった。その後、姪っ子と弟は上野動物園に。それを聞いた山ノ神。「血筋だ… 1歳児に外出の予定をいくつも入れてしまうとは」と呟いた。

ああ血筋ですとも。法事の前に、師範稽古に出席し小一時間お稽古。その足で法事へ。法事が終われば、市民プールで1時間遊んで、夕食前に近所の公民館で狂言のお稽古のオサライ。

山ノ神「4歳児に1日に4つも予定を入れるなんて…」

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