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2016.12.28

武蔵野の甦った里山

今年から初めて体験したことの一つが里山体験。東京に住んでいるとはいえ、ここ武蔵野の台地(大地ではない)は、自然と都会の境目。昭和40年代の子供の頃に比べると、宅地化が更に進んだとはいえ、かなり自然が残っている。もしかしたら、環境問題の意識が高まって、良くなっているかも知れないところも一部にはある。

我が家族が参加したイベントや団体は、NPO法人 生態工房野山北・六道山公園のボランティア。生態工房の方は、チビに焚火を体験させたいと思っていたところ、偶然光が丘でやっているイベントを発見。2月に父子で初めて行ってきた。楽しかったので、今シーズンは山ノ神も一緒にと12月上旬に参加した。焼き芋焼林檎の2回週連続で。今シーズンから一般募集30組を事前登録制にしたというくらい大人気のイベント。小さな子供を連れた家族連れが大勢集まった。(リンク先の焼林檎の方は、リンゴの芯を抜くわしが写っとる)


■今シーズン最初の落ち葉焚きは、関東たんぽぽ自生地の落ち葉あつめ。プラ製の箕を使ってみる。

ここ光が丘は米軍が撤収した当時は、関東タンポポ自生地として大きな場所だったそうだが、その後桜を植えて落ち葉が多くなることによって、このように人間の手をいれないと拙い状態になっているとか。私が子供の時から西洋タンポポの繁殖力が強いって言われていたもんねぇ。

箕や熊手を使ってかき集める時間は30分もない。労働として拍子抜けする。何度もイベントを分けて、沢山の人に参加してもらうのなら、これでいいのかもしれない。

落葉の集め方は、後述する野山北・六道山公園のパークレンジャーさんの話を聞くと、両腕で挟み込んで集めた方が効率がいい。次のシーズンの時は、道具無しで頑張ろう。


2週連続で焚火をすれば、少しはベテラン。いやぁ、楽しかった。焼き芋も焼き林檎も美味しい。昔は家の庭でも一斗缶で焚火したのにねぇ。糸魚川の大火事の例もあるし、煤の問題もあるからダメなのだろうが、こういうキャンプ施設でないと出来ないのは残念だ。


■掻き集めた落葉はポリ袋で運ぶよ


■光が丘のバーベキュー広場で落ち葉焚き。湿っていると厳しい。


■小さくてもいっちょ前


■焼き芋は旨いんだな。この芋は紅赤金時。

☆ ★ ☆

次週の焼林檎の時は、すすきの原っぱ。ここのすすきのはらっぱは、そこそこ大きいところなんだそうだ。


■背負子を担いでみた


■リアカーで焼き場まで


■2週連続だと、ちょっとは出来るかね?


■アツアツの焼林檎。

↓こんな感じで落ち葉を集めて、焚火するのだ。

10時集合12時半解散のイベント。参加費は一人500円。ずっとお客さん状態で、落ち葉集めの労働が30分弱、焚火の後片付けも殆ど全てスタッフに任せっきりで、心苦しい。

今年から予約制にしたのは、赤が出たからとか。少しでもプラスになるように、今年はバードサンクチュアリで手拭のグッズを3本ほど買った。

☆ ★ ☆

一方、野山北・六道山公園の里山民家の収穫祭。こちらは、6月の田圃の草取り10月の稲刈りに続いての参加。GW明けに、トトロの森ってどんなところかとチビ連れてふらふらとアスレチックに行ったのが、ここの活動を知る契機だったのだが、本当に素晴らしいところ。

収穫祭に行って、野山北・六道山公園の成り立ちを知って驚いた。昭和後半、この谷戸は産業廃棄物置き場になって、荒れ果てていたのだそうだ。今のような命の溢れる野山にもどったのは、数十年前のこと。土壌を入れ替えるのにトラック9千台36万トンものゴミを退かしたんだとか。この荒れ果てた様子を知りたいと思うが、ネットではうまく見つけられない。

ただ、2011年に完成した自主制作の記録映画『甦る里山』(宇宙戦艦ヤマトの島大介役の仲村秀生がナレーション)には、様子が映っているそうなので、今度何とか拝みたいものだ。公園事務所にあるかな?

自然環境を維持するのも凄いが、甦らせるというのが凄い。捨てたものじゃないね、現代人も。

ここの5反ほどの田を300人が収穫したのだが、全部で200キロぐらい?。3人家族が何とか食っていける量だとか。昔三反百姓=貧乏百姓ということだから、農業と言うことで考えてはいけないが、自然の恵みと知恵を体験すると言う意味では値打ちがあるということなのだろう。スタッフさんもそんなことを言っていたかな。

収穫祭では米の他に、みかん、小松菜、里芋、大根がお土産になっていた。小松菜はその晩すき焼きに使ったが、苦みが残ってて美味しかった。在来種なのか、地味のせいないのかは不明だが、美味しいものを頂いた。ボランティアで畑作に携われば、その辺の詳しいことも分ってくるだろう。

パークレンジャーの講義も中々。百舌の早餌(はやにえ)の紹介や堆肥の中のカブトムシの幼虫たち、モグラの穴などをいろいろ子供たちに教えていた。100人くらい集まっての大盛況だったな。


■百舌の早餌(はやにえ)。赤枠の中が、蛇の干からびたもの。

※ちなみに、百舌の早餌はこんな記事が参考に。(実家のまわりに“モズのはやにえ”がたくさん! - デイリーポータルZ 2013年12月24日)


■モグラの穴さがし。チビが見つけておった。指2本分くらいの穴ですな。


■杉山レンジャーさんのレクチャー(堆肥の話)


■落ち葉集めはこうやって(杉山レンジャーさんの教え)


■こんなに集められたぞ。

☆ ★ ☆

お昼はここで餅つき。チビもついてみた。保健所の指導なのか、マスクとアルコール消毒しての参加。チビの通う市立保育園でも木の臼と杵で餅つきするが、食中毒対策で、搗いたお餅は食べないのだ。 そういう意味で、貴重だよね。

お餅は里山民家の3つの竈でガンガン蒸しておった。御手伝いしたかった。


■餅つき。楽しいねぇ。

↓餅つきの様子。

石臼の小家族用の餅つきセットも、レンタルのことを考えると安いんだよねぇ… 悩ましい。

来年2017年は家族揃って、野山北・六道山のボランティアに参加する。チビには山村留学をさせたいと思っていたけど、自主的に行きたいと言うか輪からないから、まずは狭山丘陵で1年頑張ってみよう。

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