いろはにポテト
秋11/18(日)の目黒の喜多能楽堂での万乃会に向けて、今年の狂言の稽古がスタート。
昨年は台詞のなかった倅も、今年はしっかりと言葉がある曲「伊呂波」。狂言で親子の役柄は聟物を別とするとそんなに多くない。子供が金法師(かなぼうし)となるのはこの伊呂波と金津地蔵くらい。流石に金津地蔵をお稽古するのは恐れ多いしね。
一昨年の痺(しびり)の時 (※動画)は、字が読めないのが前提だったけど、今度は6歳で字も読める。台本を読み易いように平仮名で書きました。習字は昔取った杵柄だしね。
倅はなかなかじっとし取れなく、万作先生に正座の仕方を注意されたり(普段、ちゃんと声が出てるか胸に手を当てて震えるように声を出せと行っていたら、バカ珍が師範稽古でもやりやがった…)、前を向けと注意されたり、先生の後で声を出せと言われているのに、一緒になって言ってみたり。字を追うと声が小さくなるから、「自然とやっているうちに言葉を覚えると言い。先生の口移しでやろう」と仰ってもらって、ほくりほくりと習っております。
ぐったり。二人分お稽古している感じ。
さて、この伊呂波。倅には「いろは歌」を教えていなかったので、初めて口にすることになる。何と、「いろはにほへと」が「いろはにポテト」と言ってやがる。あちゃちゃ~。下の音声がその部分。
おだてすかして、どこまでしっかりできるかねぇ。8か月あるから、しっかりやらないと。万作先生には「親次第」と言われてますしね。
☆ ★ ☆
と言う訳で、今年の万乃会(万酔会)は、11/18(日)@目黒・喜多能楽堂。いつもの渋谷・セルリアン能楽堂ではありません。
万酔会メンバーの曲は、
伊呂波
入間川
薩摩守
文相撲
貰聟
文荷
といったところ。
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