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2018.06.30

二人の愛 笑ってるだけではダメなのだ

今週半ば、太田愛の「天上の葦(上・下)」(KADOKAWA)を一気に読み終えた。久米宏のラジオなんですけど(2018/04/21)のゲストコーナーに彼女が出てきて、読んでみようかなと軽い気持ちだった。いやはや息詰まる展開だ。前の2作を全く読んでいなかったが、全く関係ない。

調べてみると、昨年2月のダ・ヴィンチニュースで

実社会で起きている異変。今書かないと手遅れになる

構想の発端について太田さんはこう語る。

「このところ急に世の中の空気が変わってきましたよね。特にメディアの世界では、政権政党から公平中立報道の要望書が出されたり、選挙前の政党に関する街頭インタビューがなくなったり。総務大臣がテレビ局に対して、電波停止を命じる可能性があると言及したこともありました。こういう状況は戦後ずっとなかったことで、確実に何か異変が起きている。これは今書かないと手遅れになるかもしれないと思いました」

(ダ・ヴィンチニュース 2017/02/27)

同じ様に、今の忖度社会にしっかり異議を唱える二兎社の永井愛。その新作を先週の日曜(2018/06/24)に、東京芸術劇場で二兎社の「空気2 誰も書いてはならぬ」を最前列で見てきた。

キッチュの怪演に腹を抱えてガス抜きしているようじゃダメで、日本語が通じないこの国の偉いサンを支持している、もしくは政治に無関心でいる市民に、「やっぱりおかしい、替えないとダメだ」と思わせないと拙い。

多分、この芝居を観た方々は、同じ志向の人だろう。そうではない人々を感化させないとダメなんだよね。

一緒に観た山ノ神は、半ば諦めの境地のようだ。無力感から国を捨てかねない人も多いのではないか?

☆ ★ ☆

この変な空気。2014/8/14の大阪MBS「ちちんぷいぷい」に取材された時から感じていたんだよな。だから、TVでも変な空気と答えたんだ。

■私が出る直前辺りから(4分)ここの1:00~から登場。

本当に、小さな火のうちから消さないと何も出来なくなる。考えないと。

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