万乃会まで50日
疫病蔓延中、如何お過ごしでしょうか?
7月末に漸く仕事の大きな山を越え、今月からは土日出勤もなくなって、人並みの生活に戻りつつあります。
3月からお稽古をはじめた今年の狂言・万乃会まで、今日含めて「あと50日」。
今年は、新型コロナ対策で、大々的にご案内できません… 残念。
(多分、公式番組1枚につき1名入場可能という形式でしょうか。入場者数も定員の半分以下でしょう。)
と言いつつも、何を親子で稽古をしているかは、ご紹介します。
今年は「柿山伏」でございます。
師範稽古のサポートをして頂いている深田先生には、山伏は私か?と聞かれましたが、チビの子山伏です。
痺の太郎冠者、禰宜山伏の大黒、伊呂波のかな法師、魚説法の新発意と来て、今回は山伏。
普段から声の使い方が喉を使っていて、直させないとと思っていたところ、この山伏で丹田に力を込めて。腹から声を出さないといけない役どころ。山伏の運足が、普段のすり足にも効果があるのでは?と思っていたので、良い曲をやらせてもらっています。
私自信も大学時代に畑主はちょっと知ってるので、セリフの心配もなく、チビの稽古の注力できる!!というのもあるんですね。
☆ ★ ☆
万作先生に子供の狂言の稽古を目の前で付けてもらえる倖せは大きい。素人弟子には言葉で教えてくださる先生ですが、子供には論理は通用しません。恐らく、先生の幼少時に教わったことを踏まえて、チビを見てくださっているのだと思います。これは、成人してからの稽古とは違うと思うのです。
子供の稽古は親次第と先生も言われていますが、いやはや、こう言ったことはいろいろと考えさせられます。
兎に角、あと50日、やんちゃな生意気な子山伏になるよう努めます。
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