第34回万乃会(万酔会)にて、井杭いろいろあったけど
無事第34回万乃会(万酔会)も終演しました。
われら父子とOさんの井杭、秀吉、利家、家康が組んで演じたと言われる「耳引」がこの曲という。その前はカクレミノという記録もあるとか。チビの絶句や型のすっ飛ばしもありましたが、大過なく勤めることが出来ました。ありがとうございます。
ですが、今年も感染症対策のため、昨年同様沢山のご案内が出来ず、心苦しい限りです。
◆出番前の楽屋にて。
何と今年のチビの肩衣が兎、腰帯が「波兎」と「兎尽くし」。チビは2011年生まれの卯年男。気分が良かったようです。
この「波兎」の腰帯は初めて見ました。今までこの腰帯に気が付くことはありませんでした。
◆狂言では指の腹を上にして自分を指すようです。
◆この格好の時は、チビはいいんですが…
◆この写真見て、雄叫びをあげたのは私です。この手は何なんだ。素になるなよ!!!! 稽古では気が付かなかった。
◆私としては、もっと派手に鼻の油を付けてほしかった。
山の神らは「万作先生が笑って、橋掛かりを覗いていた」シーンがあったと言ってたので、そんなことがあったのかと同がチェックをしたら... あああ、微笑んだんじゃなくて、打擲して喧嘩をさせる場面で、稽古では落とすことのなかった型のすっ飛ばしのところだった。苦笑いかなぁ。
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山の神目線の動画でよろしければ、アップしましたのでご笑覧ください。
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もう一回やりたいな、井杭は。
ちなみに、来年の万乃会は2022年11月6日(日)@渋谷・セルリアンタワー能楽堂です。
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(追記)狂言をあまり知らない友人からは、知らぬ間に白髪頭になったんだ!と算置登場まで錯覚していた人多数
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