GW前半、石窯でのピザ焼きが体験できると言うので秋川渓谷へ行ってきた。織田、豊臣に滅ぼされた甲斐武田家や小田原北条氏の落人が逃げ延びたと言われ、東京都下とは言えでもスーパーも銀行もない奥地。東京で育ちの身だが、青梅や奥多摩は行ったことがあるが、五日市線に乗るのも初めて。
子どもの頃習った秋川市や五日市町は知っていたけど、あきる野市なんてピンと来ない。Wikiを見ると、漢字で「秋留」とするか「阿伎留」とするか揉めたんだとか。

■コックコートを着て石窯の前で記念撮影。意外と似合う(馬鹿親炸裂)。30年後、ナイトスクープのゲスト席に座っていたらどうしようかねぇ…(漫才師の子をお嫁さんに貰ってたりと言うと、山ノ神が顰め面してた)
さて、その石窯ピザ焼き。生地は前日に協同村ひだまりファームのスタッフが仕込んで居て、現地入りした時はふっくらと発酵済み。伸ばして、トッピングを載せて、石窯で焼くだけの工程の楽チンイベントとなっている。捏ねて発酵させる手間を請け負わないのは、申し訳ない気もある。

■生地を伸ばすところから始める。

■偉そうに指示する愚息。400度を超える窯。焼けるのは2分少々。家でのピザ焼きと比べちゃいけないな…

■このピザは季節のトッピング。モッツァレラと山椒とウドを乗っけてたもの。シンプルだけど美味しい。
初めて石窯焼きのアツアツのピザを食べたが、これを食べてしまうと変なのは食べられないね。ここのはベーコンも自家製の燻製。いい味だった。今度は燻製にも挑戦したい。住宅地じゃ近所迷惑でできないもんね。自宅じゃ焼肉の煙で火災警報器が雄叫びを揚げてたのが1と月前だったんだよね。
食後の後は河原へ降りて川遊び。2週前は川に足を着けただけで大泣きしていた愚息も、今回は他のお兄ちゃんお姉ちゃんが水遊びをしているのを見て、自分からズカズカと川の中へ。成長したんかねぇ。
2歳にもなっていない愚息。こういう遊びはまだまだ先なんだな。待ち遠しい。
☆ ★ ☆
川は綺麗だけど、流れが急。べつのグループの女の子がお気に入りの履物を川に流してしまって大泣き。お母さんは「だから河用のサンダルを履きなさいと言ったのに」とお冠。お友達のお父さんらしき人が果敢に石を投げたり、棒で突いたりして取ろうとするもややっこしいところへ。するとその子のお父さんがパンツ一丁になって冷たい激流の中に靴を取りに入っていった。
周りの人は自分の子のだから入ったんだねぇと感心していたが、一歩間違えたらヤバいよね。自分自身だったらどうかと考えてしまう。これがこのお父さんみたいに30代前半だったら間違いなく飛び込んだが、50目前の身となるとどうだか。
Recent Comments