狂言ぶ録

2017.04.17

今週末は大阪で唐人相撲

3日間の世田谷パブリックシアター開場20周年記念公演「唐人相撲」がも無事終えて1週間。

今週末は、大阪フェスティバルホールにて今回の唐人チームのラスト公演。5倍以上のキャパの2600人席。後ろの席の方は、オペラグラス必携ですね。

世田谷PT公演を見た友人は「唐人の中で一番強そうでした」とのコメント。

打上でもM師も「折角大きなキャラなのに当て書きできなかったのか心残り」と言う始末。


■未就学児入場不可なので、楽屋のモニタで鑑賞のチビ。

今回は残念ながらチビを客席に入れられず、上記写真のように楽屋のモニタで鑑賞させた。稽古場に連れて行くことも考えたけど、こちらが稽古に集中できなくなる恐れもあって、断念。

次の唐人相撲が掛かる時に、チビも出られたらなと思って唐子4人の様子を観察したのだった。
稽古のウエアを見たら、バ○ィ幼児園らしき文字が… そりゃ、体操はお手の物だな!

☆ ★ ☆

世田谷PTの託児所にも、劇場のモニターが装備されていたようで、保育士の先生に万作先生に習っているんだとか、お父さんが唐人に出ていると説明をしていた模様。チビ自身は、ホーチャーより、ズーキークーの方が気に入っていたらしい。


■舞台がはねたら、キャロットの最上階で子守サービス。辛いねぇ。

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2017.04.07

愈々、唐人相撲初日

いよいよ世田谷パブリックシアター開場20周年記念公演「唐人相撲」が今日から開演です。

今日は装束着けて通し稽古。

私の装束は、制作が一番心配しておりました。

着られるかどうか?という点です。

石田先生も私の顔を見るなり「着られなかったんだってぇ」と衣装合わせの時の情報をスパッと返してきましたからね。

武官達は、身長180センチを超える体格の良い方々もようけ居るのですが、文官は小太りの老人をイメージした役柄なのか、はたまた万作の会の先生方は巨漢が居りませんので…

で、何とか、着られました。

でも、私だけ胴着着てないです。ふははははは。

☆ ★ ☆

通しの後、相撲の処の稽古で、ステンと滑ってこけた。初めてこけたけど、稽古の時で良かった。

と言う訳で、舞台上手のモンゴル横綱が私です。


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2017.04.03

次の唐人相撲のときは文官どもはみんな死んどるって

本番まで後1週を切って、愈々唐人相撲の稽古も佳境に。萬斎師の唐人相撲観を聞き、方向性を確認。検索してここを覗く方もいるかも知れないので、大阪公演までは触れないでおきましょう。

☆ ★ ☆

今回の舞台で、コンタクトレンズを新調したのだが、遂に老眼を意識した。
運転用に1.5も見える今のコンタクトだと、近くが全く見えない。仕方なく、0.7に落として作った。遠近両用は医者に勧められなかったのだ。

と自分の老化を実感しつつ、同学年の○○にショックを受ける。

☆ ★ ☆

そう言えば、今日の稽古で「10年経って、次の唐人相撲の時は22歳だ」と唐子のちびっ子が言うと、「今の文官どもは皆な死んでるな!」と、文官が口々に言っていたな。

えええー、わしはまだ死ねんぞ。チビがまだ15じゃないか。唐子もさせたいし。

☆ ★ ☆

残念ながら唐子になれなかったチビ。我が知命の誕生祝のケーキを作って、ローソクは当然の如く自分で吹いておった。

桃缶の汁のアイスが食べたかったんだとさ(右下の図)。

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2017.03.27

40代ラストウイークだぜぃ、ホーチャー・ホーチャー

今週は40代ラストウイーク。
仕事で首が締っているのに、更に…

4月の世田谷パブリックシアター開場20周年記念公演「唐人相撲」に文官で出ることにしました。決断は2か月前ですが…

今宵から稽古です。

関テレ主催の大阪フェスティバルホールの方(祝祭大狂言会)は、2600席あるので、まだ残席有のようですが、世田谷の方は即日完売のようでした。オクではプレミアついてますねぇ…

☆ ★ ☆

今日は衣装合わせで、当然装束はハチキレテ、文官なのにモンゴル相撲の関取。ホーチャー・ホーチャー。

仕事から抜け出して、夜の稽古場に行くと、26歳の時、オレンジルームで芝居出た時のことを思い出すねぇ…あの時も毎晩遅くまで稽古してたなぁ。

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2016.10.26

初鎌!

10月10日。亡き私の精一爺さんの誕生日だが、初めて鎌を持って稲刈りをしてきた。初鎌だ!

倅も初鎌。山の神も初鎌。

野山北・六道山公園の里山では、春先の田起しから稲刈りまで1年を通してのボランティアの稲作活動がある。毎年正月に田圃作業だけのプログラム、じっくり田んぼコースというのが東京都で数家族の募集が掛かっていたらしいのだが、まったく気が付かず。またGW頃の田植えも知らず、たまたまアスレチックに遊びに行ったときに、。田圃の草取り作業があるよという掲示板を見て知ったのが始まり。その時の様子はこれ田圃へGO!

次の一般参加のイベント「案山子づくり」はパスして、この一大人気イベントの「稲刈り」に参戦。何とか抽選を潜り抜けて参加できた。
2枚目の写真、右手のチビが見えるが、これはうちら一家だな。最後の集合写真ではチビが横向いてる。

山ノ神は昨年生活クラブの田植え・稲刈りに参加するつもりだったんだけど、用事が出来てキャンセルしたんだよねぇ。確か生活クラブは那須だったな。那須より野山北・六道山の方がずっといいよねぇ。いろんな意味で。


■ハイソックス2枚履きで、準備万端の朝。

当初の予定は10/9だったのだが、雨で順延。案内状には「長袖長ズボン」でと書いてあったし、草で傷つくかなと思っていたのだが、田圃の様子を見ると、水が凄く残っていて、こりゃ半ズボンで仕方ないと判断。何で、こんなに水残してんだよ… 稲刈りのイメージが違うなぁ。


■田圃の向こう、里山民家の手前に見えるのが稲架(はざ)。秋の季語です。

ここの稲作はボランティア以外に、近くの学校の生徒も農作業をされるそうです。

さて、10時頃から稲刈り開始。先逹の言葉を聞いて頑張ります。


■文字通りの初鎌。この田圃は確か「日本晴れ」。


■この稲架は数日前に掛けたものだと思う。稲にはイナゴやカマキリが隠れているよ。

流石、無農薬。赤とんぼ、オニヤンマがブンブン飛んでる中、バッサバッサと稲刈りします。
イナゴ、オケラ、オケラの子、カマキリがあちこちから出てきました。

こんなにオケラを見たのは初めて。普段の生活でオケラを見たのは40年振りだ。幸い、ヤマカガシとは出会わなかった。パークレンジャーさんが子どものヤマカガシを捕まえていたけど。


■前日、前々日の雨で、ぬかるみの田圃の中で刈ってみる。

このぬかるみが、巨体・体重のあるこの身にはキツイ。油断すると泥が一杯撥ねる。
当然、山ノ神の背中に、一杯撥ねさせましたよ…


■弁当休憩。このお握りは、昨年この田圃で収穫したお米。


☆ ★ ☆

動画ではこんな感じ。親指を下にして稲を持つと、切り落とす可能性があるんだってね。

お昼休憩後、チビはもうダウン。「帰りたい」「眠い」を連発。何でやねん。
あ~あ。小学3年生の時に、山村留学させようと企んでいる我が家なのだが、もう黄信号。いや、赤信号か。どこの自治体も、子供本人が希望しないと山村留学を受け入れてくれないのだよ…

それでも何とかパークレンジャーさんの生き物探検イベントにチビを任せて、午後も一仕事。あとで聞くと、ちゃんとお話を聞いてきたし、絵も描いたんだとか。
「オケラは夜空を飛ぶ」とか「トンボの翅の掴み方」とか。得意げに話していた。


■イナゴ!


■午後も頑張ります。


■夏の間頑張った案山子たち


■田圃のいきものたちで、倅が描いたのはイナゴ。


■何を描いたのか、発表する倅。「何描いたっけ??」「私がイナゴ描いたんだろ!」と助け舟。

☆ ★ ☆

昨年の万乃会で演った「狐塚」。まさに、この田圃の畝を歩いたり、鎌を持ってうろうろしたりの話。チビも狂言の台詞で「こっちじゃこっちじゃ」を連呼しながら歩いていたな。

脱穀もしてみたいし、来年はやっぱり一から稲作をやってみたいと思ったね。
ボランティアに登録するか、じっくり田んぼコースに応募するか。どっちかな。一緒にやった先達さんは、ボランティアに登録して一緒にやろうよと言ってくれた。やるかなぁ。

このイベントはいろんな家族が参加しているんだけど、傍で見ていると面白いね。うちはのんびりだけど、軍隊調のご家庭もありましたな。

☆ ★ ☆


■ほんとうはこの足で武蔵村山の「かたくりの湯」に行きたかったんだけど、坊主轟沈。

先週の里山民家秋祭り&15周年記念祭には行けなかったけど、12月の収穫祭には行きたいな。

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2016.10.03

私もやらかしてた万乃会(動画差替20161005)

の余韻に浸っている山ノ神。早くVTRが見たいと吼えている。わしの狂言の時はそんなことはなかったんだけど、まぁ子役の力だよね。動物と子役には勝てないと言うし。

そんな中、知人が第29回万乃会(万酔会)の痺の動画を撮っているということを知り、早速頂戴した。


■(限定公開)前半は正面映像(差替え分)


■(限定公開)中正映像

約10分と説明していたので、中正辺りからスマホで撮影してくれていた。勿論、シテの倅中心で、私の姿は殆ど出てこない。普通の正面からのVTRは、業者さんに撮ってもらっているはずなので、これはこれで嬉しい。

問題の手を振るシーンは36秒目あたり。先日は、ちゃんと構えをしながら手を振っていたと思っていたのだが、かなり手を挙げていたな。

これで、場内爆笑で、台詞が飛んでしまったのだろう。後見の万作先生に台詞を要求してる。

まぁ、この手を振る事件があったからこそ、見所を一気に味方につけたんだと思う。紙一重ですね。
こんなに見所を沸かせた「痺」を見たのは初めて。私は未見だけど、過年の万作を観る会で万作先生が「痺」をやられたそうですが、それも凄かったのかな?


☆ ★ ☆

私の記憶では倅の絶句1回だけだったのだが、2回やらかしていた。
この私の記憶と言うものが、如何に怪しいものか。動画を何回か見ていて判明する。

何と、私も台詞を飛ばしていた。えええええ。

全く飛ばしたという自覚がなかった。
何度か動画を見ていて、あれ変だと言うのに気が付いたのだ。

情けないことに、何回も見ないと気が付かなかったのだ。「痺」でやらかしちゃったか… きっと後見座で座っておられた万作先生もびっくりしていたに違いない。あああ、目も当てられん。

親子で演ってて、子供が間違えるのは仕方ないにしても、舞台歴30年超の父親が間抜けな台詞飛ばしをしてしまうなんて。

せめてもの救いは、倅の台詞を飛び越してしまわなかったこと。3センテンスあるうちの1センテンスを抜かしたのだ。これが全量飛ばしていたら、倅も益々立ち往生しただろうし、倅に「違うよ」と言ったかもしれない。

来年、ちょっと格のある曲をお願いしようと思っていたんだけど、難しいかなぁ…

☆ ★ ☆

正面で撮っていてくれた知人の写真も紹介。いつもは弟がしっかり撮っていてくれるのだが、今年はアクシデントがあって後半が今一の写真ばかりだったので、これもうれしい限り。


■出だしは上々


■座り位置も良し


■こうしてアップで見ると、ちょっと自信なさげか?


■左足の親指も立ってるし


■「いかないかな私の痺は親の譲りの痺でござるによって」までは自信持って言えるのだが、次が似た言い回しがあって、自信がないところ。


■作病成功の笑み


■静かに静かに


■「しさりおれ!」と叱られたところ


■最後のお辞儀


■ちゃんと主にくっついて退場(師範稽古の時は、離れ過ぎと怒られていた)ここまで良かったが…


■何と、退場時に見所をジロジロ振り返って、また見てたの?!写真を見るまで気が付かなかった!

☆ ★ ☆

映像って怖いねぇ。

☆ ★ ☆

後輩の早稲田狂言研のサイトを覗いていたら、今年の大隈公演は痺と柿山伏なんだって?倅連れて行ったら、ちょっとでも自分の方が出来ていると錯覚したら、「○○君の方が●●!だね」と言い出しかねないな…

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2016.09.26

万乃会(万酔会)ご来場御礼と「手を振る太郎冠者」

足元の悪い中、第29回万乃会(万酔会)にご来場ありがとうございました。
また、倅の初舞台「痺」をご笑覧いただき、お蔭様で何とか倅もシテを勤めあげてくれました(ハプニング(後述)もありましたが)。本人に代わりまして厚く御礼申し上げます。

見に来ていただいた方々の感想を聞くと

「見所のみんなが、○○君のファンになってましたよ」

「みんな持って行ったね!」

「誰も主人の前ちゃんのこと覚えてない」(山ノ神も同じことを述べる)

「良くあんな長台詞覚えられたね」

「3歳(チビですけど、5歳です。念の為。)?もう、頑張ってるねぇ。お婆ちゃん、ドキドキだわ」(知らないおばさん)

この知らないおばさんは、舞台を見たがら泣いてたそうです!

えええええぇ。

☆★☆

いやはや、親の私が言うのも何ですが、倅が何を喋っても、ドカーン、ドカーンという感じでした。
温かい目で見守っていただいて、倅は倖せものです。

☆★☆

私が名宣りをして、太郎冠者(倅)を呼び出すのだが、この時の立ち位置(常座)がいきなり高過ぎる(前過ぎ)ところに立ちやがった。家での自主稽古では立ち位置が狂うのは仕方ないけど、開場前に確認させたんだけどね…

それよりも驚いたのが、「お前に」の後あたりで、見所に手を振ったんですよ!

学芸会じゃないんだから…

あああああ。

【注】倅の名誉の為に付け加えますと、手を振ったとは言っても、「手は構えの形で、女の子みたいに手首だけ上向きにして振ったというものです」

誰か倅に手を振ったのか????もう余計なことをしやがって。と思いましたわ。

その前からキョロキョロしてて、何してんだと思ったらこのザマ。後で聞くと、お母さん(山ノ神)を探していたようです。見つからなかったらしいです。
そっか。子供はお母さんを探すのか。

プロの場合は、お母さんは楽屋に居るから、こんなことは起こらないね。う~ん。勉強になった。これから小さいお子さんと狂言を親子共演する方々に忠告です。舞台に上がったら、お母さんお父さんお爺ちゃんお婆ちゃんを探さないこと。ちゃんと言い聞かせましょう。

☆ ★ ☆

でも、この手を振る姿が、見所の心を釘付にしたようです。分らんもんですな。

繰り返しますが、その後から、倅が何を喋っても、ドカーン、ドカーンという感じでした。

☆ ★ ☆

倅の大物っぷりはもう一つあって、この手を振るアクシデントの後に絶句。後見座を振り向いて「台詞付けて」という素振り… あちゃー。

まぁ、この2つの事故を起こした後は、段々と調子を上げて行ったかな。こちらも大きな声を出して、声を出すように仕向けたしね。

ホントまぁ、ぐったりです。

☆ ★ ☆

ここからは舞台の様子のスナップを載せます。


■開演前に、立ち位置の確認。ん?してないな。


■楽屋でお辞儀の型の確認。


■良乍さんに肩衣を見せる。この兎を波の画は良乍さんの手のものかな。


■親子揃って。


■お幕。こんなにくっついていたのか!


■橋掛かりを行く親子


■私の名宣り


■倅の座った位置は良し。横板にだけは座るなとキツクいったしな。


■呼出


■倅「お前に」


■出て早々、キョロキョロしやがる…


■ここから「これは迷惑な事を…」と独白シーン。


■作病中(仮病)


■痺の呪いをしてもらう


■そんなお呪いじゃ治らんで


■親譲りの痺の由来を堂々と語る


■どや!と言う訳


■主人の語りを殊勝に聞く


■嘘がうまくいったかな


■慮外ながら手を引いてくだされ


■静かに静かに

☆ ★ ☆


■終演後のパーティは義母仕立ての着物で。万作先生や中村先生にも褒めてもらってたな。

☆ ★ ☆

さて、来年はどうなることでしょう。

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2016.09.23

いよいよ明日、倅の初舞台

秋のお彼岸中、関東は毎日雨空。水不足の夏は遠くなって良いのですが、明日の倅の初舞台@万乃会では、何とか好天に恵まれてくれないかな。

昨日、奈良から義母が上京。倅の装束の詰める糸針をお願いして準備万端。
いよいよ、明日初舞台。

案内を親戚知人友人にばら撒いて、あちこちから早速お祝いの品まで貰ってしまった。みなさんの気遣いに恐縮しながら、明日ちゃんと舞台に立ってくれればと、亡父や先祖の墓にお参りしてきた。

なにしろ、昨年は私の舞台当日、熱出して倒れてたんだよな。奈良のお婆ちゃん上京に大興奮して、疲れてしまったらしく。

☆ ★ ☆


■先週は和乃この会さん(高野師門下の会)の発表会へ。


■見所をうろちょろして、寝たり跳ねたり… 靱猿の猿状態だ。

親が何度言っても聞かないので、こういう舞台を見せて、倅のどこそこを直せ、と注意してみる。まぁ、生の舞台を見れば得るとこともあるのだな。

泣いても笑っても、あと1日。
明日朝の稽古で、本番に向かいます。

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2016.09.20

和泉の堺と仰せらるれば(万乃会まで後5日)

倅の初舞台@万乃会まで「あと5日」。
先週末に最後の師範稽古も終わってしまった。後は、毎朝の稽古でどれだけ自然な型を維持できるかなのだが…

さて、倅の初役は「痺」の太郎冠者。主人に「和泉の堺」へ御遣いを頼まれる話だ。
堺は我が家にとって縁がある場所だった。江戸末期、高祖父が医業と神官を修業し、高祖母を娶った地なのだ。
知人の個展を拝みに行くついでに、先祖縁の「堺天神(菅原神社)」と「薬祖神社」へ父子二人でお参りにいくことにした。

折角なので、プラチナチケットの寝台特急サンライズ出雲・瀬戸号の席獲得にチャレンジ。噂通り1週間前にキャンセルが数席出て、何とシングルツインが買えた。

夜行で行けると知ったチビの興奮する様。凄かった。毎日念仏のように、あと何回寝たらサンライズ!だよ。


■電光掲示板に目指す列車の名前が!

↓東京駅9番ホームに21:40頃入線。このはしゃぎ様。ちゃんと黄色い線の内側をキープしているものの、後から考えるとコケタら怖いな。(※2016/09/23 動画差替)



■入線し終わって、ちょっと落ち着いた倅。


■シングルツインの1階部分。結構きれい。


■シャワー室。24時前に並ぶ列が途絶えてやっと浴びれた。


■実はその前、漸く寝てくれたのだった。それを叩き起こしたのだ。


■乗車早々、売切れる前に買ったシャワーカード320円


■最終目的地は和泉の堺なので、5時25分の近畿初停車駅の姫路で降りなければならない。4時半に、これまた叩き起こした。尼崎あたりの朝焼け。

買えればどんな席でもと思ったが、今から思えばシングルソロだと狭すぎて、チビと添い寝はしんどかっただろうな。シングルツインで良かった!

☆ ★ ☆

姫路から一目散に天王寺へ。チンチン電車に乗って、堺へGO!


■以前乗った阪堺線はこんなにきれいじゃなかったな…


■堺天神は大小路駅が最寄。駅にも天神さんと神農さんの看板が出てる。


■行き過ぎて、裏門から入った。この奥が、薬祖神社。


■表門の菅原神社。意外と小さい。

今回寄った大小路の堺天神。周りは薬種問屋が結構あったそうだ。大阪で言う道修町みたいなものか。
「痺」で御遣いに行かされるところも、この大小路辺りだったのかもしれないね。

今度はふとん太鼓見に、来なあかんなぁ。

☆ ★ ☆

ちなみに、堺と狂言と言えば、釣狐の由緒になる「少林寺」が、この大小路から南に2駅先にある。万作先生も「小さいお寺なんだよねぇ」と嘗て参拝したことがあると仰っていた。そこには今回は時間がなくお参りできなかった。また次の機会だな。

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2016.08.01

【速報】第28回万乃会案内(狂言万酔会)

第28回狂言万乃会(万酔会)の番組が発表されましたので、ご案内します。
※PDFの番組表はこれ

今年は万之介先生の7回忌の追善で、万酔会メンバーでの鉢叩が取りです。素人の会で鉢叩きは珍しいのではないでしょうか。
また、倅が初舞台でもありますが、萬斎師門下(だと思います)の2名の方も子役初舞台(魚説法、伊呂波)ですね。


■鉢叩の瓢の神を面白そうに凝視する倅

入場無料です。お近くをお寄りの時は是非お越しください。


■狂言足袋も大野屋総本店で誂えたぞ。

<時間・場所>

第28回「狂言 万乃会」(よろづのかい)
2016/9/24(土・祝) 入場無料

会場: 渋谷・セルリアンタワー能楽堂

東京都渋谷区桜丘町26-1 セルリアンタワー東急ホテルB2F
03(3477)6412

~番組~

10時半開演
番組
★時間は目安です。大抵は早めに進行します。
★太字は万酔会メンバーです。

10時半 番外小舞 景清 前(万作師)
    福の神
    酢薑
10:50頃 痺-------------->前田親子
    佐渡狐
    蝸牛
12:20頃 魚説法
    独吟 海道下り、小舞 風車、七つ子、海老救川
    伊呂波
    梟山伏
13:20頃 謀生種---------->竜楽さん、塩谷
    胸突
    那須与一語
14:20頃 隠狸
    素謡 枕物狂
    小舞 柳の下、名取川、弱法師、八島 後
15:40頃 柿山伏
    棒縛---------->朝生、池田、大野
    千切木
16:50頃 寝音曲
    鉢叩---------->眞鍋、加藤茂、宮崎、土屋、勝山、森井(小俣)、西本、陸田、福田

17:50 終演予定

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