今年の夏は酷暑という。東京も猛暑日連続1週間とか言ってたくらい。
でも、立秋を過ぎると、やはり秋の気配を感じますねぇ。
晩夏に鳴くつくつく法師も鳴き始めて、夏が終わる寂寥感と、急いで夏を楽しまねばと思う焦りも感じる。朝死んでいるアブラゼミの数も増えてきたし、昨日なんか、今まで夜になっても鳴いていた蝉がパッタリだもんな。
先月末手足口病や帰省疲れで倒れた倅も、先週から元気に登園。送り当番の私は、40年前に帰ったかのように登園路の樹木で虫が居ないかいつもキョロキョロしている。蝉やコガネムシを捕まえて、倅に登園のお供に持たせると、いつもチンタラ歩くチビが、友達や先生に見せようと走って行くのだ。虫様様。
小学生の時はクラスで昆虫博士って言われてたくらい虫にのめり込んでたな。家の周りでは地蜘蛛や蟻地獄を見つけては弄繰り回したり、秘密のカブトムシやクワガタの採取場所があったり。図鑑も読み込んだし、昆虫のTV番組を見ては、本当にそんな生態なのか確認しに出掛けてたもんな。
としまえんに遊びに行っても、必ず昆虫館へ寄った。
あのワクワク感があると思って、倅を昆虫館へ連れ出した。

■としまえんといえば、世界遺産級のカルーセル・エルドラド。くるみ割り人形の音色が頭に浮かぶね。

■今も昔も場所は変わらず。ミステリーゾーンの裏手。

■今は夏のイベントで、ヘラクレスオオカブトを触れるのだ。

■ギラファノコギリクワガタも何とか捕まえてみた。
15時からの夕涼みチケットで入園したその日は(フリーパスで入ったら、プールで手いっぱいだもんね)、プール帰りの親子(母子が多いかな)一杯。倅の前の組は、お母さんに説明する小学低学年のお兄ちゃん。倅はこのお兄ちゃんにくっ付いて、話しかけるんだな。また、このお兄ちゃんも、喜んで説明をする… お母さんは大変そうだった。
虫好きの女性は少ないしね。保育園でも虫を持って行くと、腰引く保育士さんも居ますしね。
自分が期待していたママドウマなどの身近だった昆虫が展示されておらず、残念。日本家屋のミニチュアがあって、ボタンを押すと軒下に明かりがついて、コオロギや蟻地獄が見つかるような展示物だったんだけどな。特別展がなくなったら、あるのかな?また、考えてみよう。
ウィキペディアで見ても、関東の昆虫館はあんまりないのだねぇ。関西では昆陽池のとこにあるやつか。そこには行ったことがあるな。
☆ ★ ☆
昆虫館行かなくても、倅にはいろいろと教えられる。

■一本の木に群がる空蝉。

■雑木林にて。樹液に集まる蝶やコガネムシたち。昼間だったんで、カブトムシは居なかったな。
この雑木林。昔は個人宅でもっと鬱蒼とした森だった。木の周りは笹で足場が見えないし、木の数も間引きされてなく、空がみえないくらいだった。青大将もみかけたしな。当時は結構カブトムシやクワガタを見つけられたんだが、今は自治体に寄贈されたらしく、市の管理する森林公園になっている。
そのせいか、明るくなちゃったし、笹も刈られてしまたし、カブトムシは見つからないだろうな。自殺の名所だったから仕方ないかという気持ちもあるが、武蔵野特有の雑木林をそのまま残して貰いたかった。
プール行くには時間が無い時は、こういった森を散歩する。
☆ ★ ☆
昆虫館だけという訳にもいかず、倅がチキチキバンバンと同じでお気に入りのクラシックカーや幼児でも乗れる絶叫マシンへ…
夏も残り僅かだ。
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